これから、関心あるみなさんと一緒に、下記のような研究プロジェクトを立ち上げていきたいと思っています。
(1)「私と生命学」
これは、「生命学」が、あなたにとってどういうものなのかを、個人史から考えてみるというプロジェクトです。上記論文などを読まれると、これはまさに自分がやってきたことではないかと思われるかもしれません。あるいは、自分の個人史を振り返ってみると、生命学的なことがあったというのを思い出すかもしれません。また、自分は「生命学」をやっているつもりはないけれど、「生命学」というものに強い関心があるということでしたら、あなたから見た生命学というものを記述してみるのも面白いでしょう。上に書いたように、生命学に関わるということは、生命学者になるということではないのですから。このようにして、自分と生命学の距離について振り返ってみて、そしてこれからのことを考えてみるというわけです。そこから、お互いに学び合っていくことができるでしょう。
具体的な「私と生命学」のエッセイをそのうちにここにリンクしていきます。
(2)「様々な学問への生命学的アプローチ」
これは、いまある様々な学問に対して、生命学的なアプローチをしていったら、どういうことになるのかを考えるプロジェクトです。あなたが詳しい学問の中には、すでに生命学的アプローチと呼んでよいものが存在するかもしれません。あるいは、新たにそういうアプローチを提唱していくことで、その学問に大きな変容をもたらすことができるかもしれません。フェミニズムや、社会福祉などに、そのようなものがすでに存在することは予想できますが、他の学問ではどうでしょうか。経済学、政治学、社会学、歴史学、宗教学などにおける生命学的アプローチとはどのようなものになるでしょうか。それぞれの専門家(予備軍)の方々からの声をお聞きして、考えていきたいです。
(3)「様々な活動への生命学的アプローチ」
社会活動、日々の仕事、芸術活動、娯楽、余暇などへの生命学的アプローチというものもあり得るのではないでしょうか。生命学的にアートをするとは、どういうことになるでしょう。生命学的に遊ぶとはどういうことになるでしょう。生命学的に仕事をするとは。これらについて考えていくプロジェクトです。
(4)「生命学の観点からの諸学問の統合・交流」
<自分をけっして棚上げにしない>という手法、そして<悔いなく生き切る>という目標のもとに、諸学を統合することができるでしょうか。あるいはそのようなプラットフォームのうえで、諸学を学際的に交流させることができるでしょうか。これについて考えるプロジェクトです。無目的に学際的統合を考えるのではなく、生命学の基本理念のもとでの統合ということが可能になるかどうかを考えます。生命学の目標が異なれば、また異なった統合が可能になるかもしれません。また、上記の諸学問・諸活動における生命学的アプローチを、互いに比べてみるという研究も必要でしょう。 |