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作成:森岡正博 
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対米テロ事件報道を相対化するために  関連ページ:100人の村 アルジャジーラの使い方 生命学HP

 

対米テロ事件報道を相対化するために

最終更新日:2002年10月28日

(2001年9月13日開始 随時更新)

 

 

1年が過ぎ、このページの情報収集作業も一段落状態にあります。世界情勢はさらに変化し、米国によるイラク攻撃準備、インドネシア、ロシアでのテロなど予断を許しません。個人的作業の限界もあり、以下の情報リストは、2001年9月から約半年間のリストのままでとりあえず凍結することにします。また、リンク切れになっているものに関しては、私のHDのキャッシュに残っているものを中心に近々内容を復元する予定です。

現在の活動は、専用掲示板による情報交換です。この掲示板は、国際政治問題の専門家と、ふだんはこの手の問題にそれほど大きな関心をもたない一般市民の双方が訪れる場になっていますので、専門MLとはまた異なった情報拡散が期待できると思われます。ご活用ください。(2002年10月28日記)

 

今回の事件が悲劇であることは間違いないし、テロリズムが許されないことも間違いない。

だが、ブッシュの演説に見られるような、世界を善と悪に二分して、アメリカの善が悪を制裁する、という思想行動もまた非難されなければならないはずだ。さらには、なぜ今回のようなテロが起きたのかという原因を考えてみると、そこに至る「前史」があったことも分かると思う。

米国の大メディアは、ちょうど湾岸戦争のときのような報道自主規制状態にあるはずだ。米国民も、あのときのようなナショナリズムへと収斂しつつあるように見える。(湾岸戦争直後に私は米国にずっといたが、それは異様な雰囲気だった)。

テレビでは報道されない情報がネットで流れている。湾岸戦争の時にはインターネットはなかった。米国はブッシュ・パパだった(^^;)。以下に情報を掲載する。

現実を直視したうえでの、反戦の可能性はないのか。

以下に、情報が集まりつつあるが、米国においてさえ、ブッシュの報復攻撃に反対する声が多数上がりつつある。米国の大メディアはそれをあまり報道しない(TIME最新号を見よ。そこにあるのは星条旗の海)。平和活動団体だけではなく、WTC被害者家族や、元軍人まで、反対の声を上げはじめている。さらなる情報を収集したい。

米国大メディアが情報誘導をしている以上、インターネットによってそれを相対化するしかないのだ。 (たとえばCNNでも流れた「「テロを歓迎するパレスチナ人の映像」問題について」参照)

同趣旨のホームページが増加してきたのに伴い、このページでは、米国の様々な立場の報復賛成の声と報復反対の声、米国メディアの報道、世界の報復反対運動についての情報を中心に集積する。

当面は、生命学ページ・対米テロ特設掲示板を議論の場とします。

2001年秋頃から、インターネットでの情報交換をもとにした書籍が刊行されるようになりました。日頃インターネットに親しんでいない人々にも「もう一つの見方」を伝えることのできるわけで、とてもうれしく思います。それらの書籍を少しずつリンクしていきます。

・sustainability for peace 『非戦』幻冬社 (岩田さんによる紹介文)
・中山元『新しい戦争?』冬弓社
・池田香代子再話『世界がもし100人の村だったら』マガジンハウス
・ノーム・チョムスキー『9.11 アメリカに報復する資格はない!』文芸春秋
・ノーム・チョムスキー『「ならず者国家」と新たな戦争 米同時多発テロの深層を照らす』荒竹出版
・ノーム・チョムスキー『アメリカが本当に望んでいること』現代企画室  NEW!
・ノーム・チョムスキー『チョムスキー、世界を語る』トランスビュー NEW!
・雑誌『現代思想』(Vol.29−13 総特集これは戦争か)青土社
・田中宇『タリバン』光文社新書
・スーザン・ソンタグ『この時代に想うテロへの眼差し』NTT出版
・雑誌『インパクション』(127 特集グローバル化する報復戦争 テロにも戦争にも反対する)インパクト出版会
・池沢夏樹『新世紀へようこそ』光文社
・中山元編訳『発言 米同時多発テロと23人の思想家たち』朝日出版社
・サイード『戦争とプロパガンダ』みすず書房
・大澤真幸『文明の内なる衝突』NHKブックス NEW!

 


 

対米テロ事件報道を相対化するために

目次

1 米国からの反戦メッセージ

2 米国の愛国心・反戦集会についての報道

 a 「愛国心」と「力による報復」について

 a' ブッシュ政権と石油利権

 b 反戦集会・メッセージについて

 c 米国キリスト教会はどう考えているのか

 d 米国フェミニストはどう考えているのか

 e 学者・文化人の発言

 f  マスメディア報道への批判 

 g  嘆願書その他

3 諸外国からのメッセージ

4 アフガニスタンからの声

5 日本における反戦活動

6 資料およびリンク集


1 米国からの反戦メッセージ

 米国への「テロリズム」について、米国の非暴力平和主義のNGO、戦争抵抗者連盟(War Resisters League)が声明を出しました。以下がその君島東彦氏の翻訳です(無断掲載ですm(_ _)m)。

戦争抵抗者連盟(War Resisters League)の声明 2001年9月11日 ニューヨーク

 わたしたちがこれを書いているいま、マンハッタンは包囲攻撃を受 けているように感じられる。すべての橋、トンネル、地下鉄が閉ざされ、 何千人、何万人もの人々がマンハッタン南部から北へゆっくり歩いてい る。ここ戦争抵抗者連盟の事務所にすわっていて、わたしたちがまず想 うことは、世界貿易センターの崩壊で命を落とした何千人ものニューヨ ーカーのことである。天気は快晴で、空は青い。しかし、煙りの下の瓦 礫の山の中でおびただしい数の人々が死んだ。その中には、ビルの崩壊 のときその場にいた数多くの救急隊員も含まれている。

 もちろんわたしたちは、ワシントンの友人・同僚たちが、ペンタゴ ンにジェット機が突入したときに巻き添えになった一般市民について想 っていることを知っている。そしてわたしたちは、この日ハイジャック された飛行機に乗っていた何の罪もない乗客たちのことを想っている。 現時点で、わたしたちはどこから攻撃が来たのかわからない。

 わたしたちは、ヤサー・アラファトが攻撃を非難したことは知ってい る。もっと情報が入るまで、詳しい分析は差し控えるが、しかし幾つか のことは明らかである。ブッシュ政権はスター・ウォーズ計画に膨大な 支出をすることを議論しているが、それが最初からでたらめであること ははっきりしている。テロリズムはもっとありふれた手段でこんなにた やすく攻撃することができるのである。

 わたしたちは、合衆国議会とブッシュ大統領に対して、次のことを 求める。これから米国がどのような対応をするにしても、米国は一般市 民をターゲットにすることはしないこと。一般市民をターゲットにする 政策をいかなる国のものであれ認めないこと。これらのことをはっきり 認めてほしい。このことは、イラクに対する制裁──何万人もの一般市 民の死をもたらしている──をやめることを意味するであろう。このこ とはまた、パレスチナ人によるテロリズムのみならず、イスラエルによ るパレスチナ人指導者の暗殺や、イスラエルによるパレスチナ住民に対 する抑圧、西岸およびガザ地域の占領も非難することを意味するであろ う。

 米国が追求してきた軍国主義の政策は、何百万もの死をもたらした。 それは、インドシナ戦争の悲劇から、中米およびコロンビアの暗殺部隊 への財政援助、そしてイラクに対する制裁や空爆などに至る。米国は世 界最大の「通常兵器」供給国である。米国が供給する兵器は、インドネ シアからアフリカまで、最も激しいテロリズムを助長している。アフガ ニスタンにおける武力抵抗を支援した米国の政策が、結局、タリバンの 勝利とオサマ・ビン・ラディンをつくりだしたのである。

 他の諸国も同じような政策をとってきた。わたしたちは、これまで、 チェチェンにおけるロシア政府の行動や、中東およびバルカンにおける 紛争当事者の双方の暴力などを非難してきた。しかし、米国は自己の行 動に責任をとるべきである。たったいままで、わたしたちは国境内で安 全だと思ってきた。快晴の日、朝起きてみて、米国の最大の都市が包囲 攻撃されているのを知って、わたしたちは、暴力的な世界においては誰 ひとり安全ではない、ということを思い起こした。何十年もの間、米国 をとらえてきた軍国主義を、いまこそ終わらせるべきである。

 わたしたちは、軍拡と報復によってではなく、軍縮、国際協力、社 会正義によって安全が保障されるような世界をめざすべきである。わた したちは、きょう起きたような、何千人もの一般市民をターゲットにす る攻撃をいかなる留保もなしに非難する。しかしながら、このような悲 劇は、米国の政策が他国の一般市民に対して与えているインパクトを想 起させるものである。わたしたちはまた、米国に住むアラブ系の人々へ 敵意を向けることを非難し、あらゆる形態の偏見に反対してきた米国人 のよき伝統を思い起こすよう求める。

 わたしたちはひとつの世界である。わたしたちは、不安と恐怖にお びえて暮らすのか、それとも暴力に代わる平和的なオルタナティヴと世 界の資源のより公正な分配をめざすのか。わたしたちは失われた多くの 人々を悼む。が、わたしたちの心が求めているのは、復讐ではなく和解 である。 ───────  これは戦争抵抗者連盟の公式の声明ではないが、悲劇が起きた直後 に書かれた。戦争抵抗者連盟の全国事務局のスタッフと執行委員会のメ ンバーが署名して、公表される。

2001年9月11日

asif ullah
Carmen Trotta
Chris Ney
David McReynolds
Joanne Sheehan
Judith Mahoney Pasternak
Melissa Jameson
(君島東彦訳)

オリジナル文書(英語):http://www.warresisters.org/attack9-11-01.htm

その上部組織のWar Resisters' Internationalの臨時ページには、各国からの反戦メッセージが届いている。イスラエルでは、これ幸いと、パレスチナ住民への「迫害」が続いているようだ。
http://www.wri-irg.org/news/2001/nyattack.htm

 

退役米海兵隊員グレッグ・ニーズ氏の手紙」です。アメリカの良心は健在だった。無断掲載ですm(_ _)m。

退役米海兵隊員グレッグ・ニーズ氏の手紙

 ブッシュ大統領殿 私はこの国によく尽くし1970年に栄誉ある退役となった元海兵隊軍曹です。このような手紙を書くのは初めてですが、役人のチェックをうまく通り抜けて無事にあなたの手元に届くことを祈ります。多くのアメリカ国民同様、私たちが目撃した2日前の死と破壊におどろきとショックを受けました。いまやっとそのショックから立ち直りつつありますが、我が国と世界の国々がおかれている悲しい状況が心配です。私たちは恐ろしい攻撃を受け,たくさんの同胞が苦しみ死にました。虐殺とその犠牲者やその家族の苦しみにやり場のない深い悲しみを覚えます。貴方も同じように苦しんでおられると思いますし、怒りや焦躁、そしてはっきりと仕返しをしたいという気持もよくわかります。このような厭うべき犯罪行為に対して、それは当然で正当化できる反応でしょう。しかし、大統領には慎重にことを進めることを忠告したいのです。私たちはいま危険な状況にあります、そしてここでの私たちの過ちはすでに世界に渦巻いている暴力を容易に拡大することにもなります。

 大統領閣下、あなたは今やアメリカ合衆国が単に恐るべき経済と軍事大国以上のものだということを世界に示す素晴らしい機会を持ったのです。 アメリカが人類の理解と憐れみの英知に導かれている国というだけでなく、国際法に従う法を守る信頼できる民主国家であることを世界に示せるかどうかは貴方次第です。あらゆる法的手段をもちいて、この恐ろしい犯罪の犯人を確定し、しかるべき法定で裁いていただきたい。世界が望んでいる正義を彼らにこそ与えてほしい。しかし、これだけはお願いしたいのですが、この恐るべき犯罪のためにそれがアメリカ人、イスラエル人、パレスチナ人、あるいはどの国民であれ、これ以上無実の人を犠牲にしてはいけません。

  我が国の爆弾と兵器が無実の犠牲者のいのちを奪ってしまうことがあまりにもよく起こります。軍事的な言い方では「副次的被害」などとされていますが、実際は殺人とまで言わなくも大量殺戮だと思います。私たちにさらに多くの無実のいのちを奪う権利があるのでしょうか。それはまたひとつのテロではないでしょうか。私たちは、世界貿易センターを襲った人たちのレベルまで下がるべきなのか、それとも高い見地に立って、高い法と道徳の基準を保つべきなのでしょうか。貴方はこれを悪の行為と表現しました。そのような扇動的な言葉を用いれば単に状況を悪化させるだけでしょう。そのような言葉はいとも簡単に報復を叫ぶ群集心理を刺激するだけです。このような時こそ私たちに必要なことは、キリストが諭した憐れみの精神であり、また世界中の人間の平和と繁栄と民主主義という私たちの真の目標に到達するための冷静な理性です。

  大統領閣下、尊厳と英知を持って私たちを導いてください。そしてこの瞬間猛り狂っている私たちの心の原始的な部分に力を貸さないで下さい。南アフリカ共和国のネルソン・マンデラが行ったように、真の理解と毅然とした正義を求める偉大さと力と勇気を持ったリーダーであることを世界に示してください。この攻撃は悪の行為とみなすより、暴力と破壊しか自分たちの声を訴える術がないと信じた絶望した人間たちの恐ろしい最後の行為だと思います。非常に重要なことは、彼らが恐ろしい不正な手段をあえて使ったことを私たちが知ることだけではなく、自己の命を犠牲にするという最高の英雄行為に訴えるというかれらの絶望にも耳を傾けることです。元海兵隊員として、自分が真に信じることに自己の命を捧げることの意味は理解しています。この人たちは過った恐るべき指導を受け、憎しみを植え付けられ絶望したのであって決して卑怯とか悪の人間ではないと信じます。

 もし私たちが本当に憎しみと暴力をなくそうとするのなら、彼ら自身の眼では、自分たちのいのちと生活を奪おうとする巨大なゴリアテに立ち向かう小さな英雄ダビデに自分たちを見ていることを理解する必要があります。もちろん彼らの考えに同調する必要はありませんが、もし私たちが永続する平和を望み、私たちがとても大事にしている市民の権利や自由がすべて奪われるような閉ざされた世界にしたくないなら、彼らを理解しなければなりません。

  何ヶ月か前に一人のパレスチナ人の子どもが父親の両腕に何時間も抱かれている写真が雑誌に載っていました。銃弾戦に巻き込まれ弾に当たってその子は死んだのですが、そのとき父親は助けようにも動くことができなかったのです。貴方はこの父親が感じたにちがいない苦しみ、痛みそして不正感を想像できるでしょうか。貴方自身父親として自分の子どものいのちが消えつつあるのに自分は動くことができずなすすべがない状況をどう感じたでしょう。ニューヨークとワシントンで見たあのような絶望的手段に人を駆り立てるのはそのような激しいやり場のないイメージと感情です。

 この危機的瞬間はまた、たくさんの機会の瞬間でもあります。私は貴方に、この機会にこそ、世界を暴力と苦しみから遠ざけ、全人類のために平和と自由と豊かさに導いてほしいのです。これらの絶望の声を聞かせてやってください、そして犯人たちを法定で裁いてやってください。私たちが、すべての人に法と正義を真に信じていることを彼らに見せてやって下さい。

  ダーバンで最近犯した間違いは止めましょう、そうではなく、たとえ彼らが叫び、私たちが聞きたくないようなことを言っているとしても、テーブルについて全員の声を聞くようにしましょう。私たちは本当に強大な存在なのでいつも主張し、他の人たちは聞くのが当然のように思っています。私たちが他の人たちの声も聞くことができる勇気ある国民だということを世界に示そうではありませんか。貴方はキリスト教徒ですね、 ですから私は、貴方がイエスキリストが指導したことを正に行って性急に暴力にうってでるようなことをしないよう祈っています。この恐ろしい悲劇の中で、平和への偉大な機会を見い出す知恵を神が貴方にお与えくださるように。今世紀後に歴史家たちが振り返って、グローバル化する世界を、人類のために正義と民主主義に向わせた貴方の偉大な精神と冷静な理性を賛美することを私は願っています。

尊敬をこめて、

2001年9月13日(木)
グレッグ・ニーズ (英語原文はhttp://www.peace2001.org/ NYタイムズ広告に掲載されました その広告の全面写真 寄付等の結果詳細 http://www.veteransforpeace.org/globalcampaign.htm

 

 私たちの息子の名において戦争をしないで "Not in Our Son's Name" by Phyllis and Orlando Rodriguez
(無断転載m(_ _)m)

(「ニューヨークタイムズ」へ送った手紙)

  私たちの息子、グレッグは、世界貿易センターへの攻撃の中で行方不明になった多くの人々の1人です。私たちは最初にこのニュースを聞いた時以来、彼の妻、2人の子ども、私たちの友人と隣人たち、彼のCantor Fitzgerald / Espeedでの親しい同僚たち、毎日ピエールホテルで顔を合わせるすべての悲嘆に暮れる家族たちとともに、悲しみと、慰めと、希望と、絶望と、楽しい思い出を語り合ってきました。私たちの心の傷と憤りは、私たちが会ったすべての人々に伝わりました。私たちはこの災禍について毎日の情報の流れを追っていることはできませんが、それでも私たちの政府が暴力的な報復に向かっていることは私たちが読んでいるニュースから十分に感じることができます。そのような報復によって、遠い地で別の息子たちや娘たちや友人たちが死に、苦しみ、私たちへの憎しみを育んでいくでしょう。それは進むべき道ではありません。それによって私たちの息子の無念が晴らされることはありません。それを私たちの息子の名において行わないでください。私たちの息子は非人道的なイデオロギーの犠牲になりました。私たちの行動が同じ目的に奉仕するべきではありません。いっしょに悲しんでください。いっしょに考え、祈りましょう。私たちの世界に本当の平和と公正を実現する理性的な対応について、いっしょに考えましょう。しかし、国民として非人道的な行為を付け加えることは、やめましょう。

(ブッシュ大統領への手紙)

  ブッシュ大統領私たちの息子は、11日の世界貿易センターへの攻撃の犠牲者の1人です。私たちはこの数日、あなたの反応について、またあなたにテロ攻撃に対応する無制限の権限を付与した両院の決議についての記事を読みました。この攻撃に対するあなたの反応は、私たちの息子の死を悲しむ私たちを癒すものではありません。それは私たちに悲しみの追いうちをかけるものです。それは私たちの政府が私たちの息子への追悼を、他の国の子どもたちや親たちに苦しみを与えることの正当化のために利用しているという感情を私たちに起こさせます。大統領が無制限の権限を与えられ、後で悔やむことになるのは今回が初めてではありません。今は私たちを癒すために空虚なジェスチャーを示す時ではありません。徒党のような行動を取るべき時ではありません。私たちはあなたがテロリズムに対する平和的で理性的な解決策への道筋について考えることを要請します。それは私たちを、非人道的なテロリストのレベルに貶めることがない解決策でなければなりません。敬具。

Phyllis and Orlando Rodriguez

リンク元 http://www.peacenowar.net/Son.htm


2 米国の愛国心・反戦集会についての報道

a 「愛国心」と「力による報復」について

米国新聞に載った、米国による軍事攻撃を肯定する記事「力による平和をWaging peace with muscle 」
全文の翻訳を無断掲載します。このような用意周到な意見にどう立ち向かうのかが問われているのではないか。 みなさんのご意見をお聞かせください。(この記事には関係ないけど、日本の識者のなかには「retalization」を「報復」と訳しているのは間違いで、実は「制裁」だと言っているものがいるが、辞書を見れば分かるように「retaliation」には「報復、仕返し」の意味がある。米国でも、反戦の声は「retaliation」に対する反対として表現されているのである)。

ワシントンポスト紙に載ったGeorge P. Fletcher の、「正義か戦争かを選択しなくてはならない」の抄訳
今回の事件は、テロリストによる犯罪か、それともパールハーバーのような戦争か、どっちなんだと問いかけ、ブッシュ政権はまだ曖昧な態度を取っていると指摘。そのうえで、変なレトリックを使って、犯罪追求よりも戦争のほうがましのだとし、正義の追求を棄却し、開戦を肯定しています。 NEW!

James Klurfeld「米国の決定がすべて正しいわけではない、しかし、それが憎しみの根源なのではない(Newsday Oct.11)の翻訳です。NEW!
知識人は米国を批判するが、テロの原因は米国にはない。原因とされる第3世界の貧困などは、彼ら自身に原因があるのだ

あるカナダ人からの意見「善き隣人、アメリカ MLで流れているものです。こういう感情があるということをわれわれは知っておく必要がある。原文で採録しました。「ゆき」さんのコメント付き。

友人をテロで失った日本人(自称)による反戦運動無益論(無断転載m(_ _)m問題あれば消します) こういう意見をどう考えればいいか。

「反テロ・ネチズンネットワーク」有志市民一同による「「アメリカによる報復反対」を叫ぶ市民運動団体・関係者の皆さまへ」(無断転載m(_ _)m問題あれば消します)
「「平和がいいんだ」「戦争反対」と叫びつづけていたら、平和が来るかのような幻想を振りまく行動や呼びかけはやめましょう」「アメリカが今回の犠牲者であるのに、アメリカの政策を徒らに非難したり、根拠のない陰謀説に注目したり、米メディア批判を強調するのはやめましょう」とのこと。みなさんは、どう考えますか?

全米に溢れる愛国心(CNN)もしこれがほんとうなら、ちょうど湾岸戦争のときのようなヒステリー状態にアメリカはあることになる。
http://cnn.co.jp/2001/US/09/27/patriotism.ap/index.html
Make-believe patriotism? (原文)http://www.cnn.com/2001/US/09/26/rec.voicingdissent.ap/index.html
http://www.hotwired.co.jp/news/news/20010927205.html (別バージョン Hot Wired)
Gersh Kuntzman "Un-American Activities" Newsweekに載ったもの
http://www.msnbc.com/news/639017.asp?cp1=1

テロ事件で抑圧されるウェブ上の言論の自由(Hotwired) 自由の国は、自由を守るのではなかったのか??
http://www.hotwired.co.jp/news/news/culture/story/20011026206.html
http://www.eff.org/Privacy/Surveillance/Terrorism_militias/antiterrorism_chill.html#websiteshutdownisp

大学では報復攻撃への反対意見が出しにくくなっている(Washinton Post) 抄訳しました。大学キャンパスでの事件。NEW!
http://www.commondreams.org/headlines01/1013-02.htm (参考記事)

大学における言論の自由を守るための声明 米国の大学で政府批判をすると弾圧される風潮になっている。それを憂慮する声明です。サイードらが発起人。NEW!

米国大学教授40名が愛国心足りないと公然批判される (Boston Globe) 副大統領チェイニー婦人率いる保守派学術団体が、40名の大学教授たちを、愛国心が足らず、自虐的だとして公然と批判するレポートを発表した。批判された教授たちは、文脈を読みとっていないとか弁明。私は愛国的だとか返答している。米国大学は、かなりすさまじいことになってきたみたいだね。「自由」よ、どこへ行った?NEW!

"The Outer World: Falling Towards Golgotha" by Banshee
http://www.womengamers.com/articles/wtc_theouterworld.html
"A survivor from the 36th floor "just wants to be 'safe' from animals like those who are quietly or not so quietly dancing at this news," and is ready to nuke Afghanistan if they are harboring the perpetrators. We feel invaded and violated: the deep sense of wrong, that nothing can justify such an act, fuels a clear, cold anger. We are anguished, yet we are also resolute. For many, patriotism is discovered as the phrase "worse than Pearl Harbor" seeps into our collective consciousness. Heroes are made and mourned. ・・・the conclusion that many political scientists have known all along: a world with the America they know, imperfect though it may be, is far better than a world without it."著者は米国の女性ゲーマー。「アフガンを核攻撃する準備はできている」「<パール・ハーバーよりひどい>というフレーズが集合的無意識に染み込むとき、愛国心がかきたてられる」「アメリカの存在する世界のほうが、まあそれはたしかに不完全だとはしても、アメリカなしの世界よりはるかにすばらしい」など。

星条旗と愛国心

Topekans display their patriotism (The Topeka Capital-Journal Sep.13)
http://cjonline.com/stories/091301/bus_toppatriot.shtml
"I think this tragedy will make us stronger as a nation,"..... "We are here, and we're not going away," Bell said. "No matter what they do, they can't deny our spirit."....."The quicker we hit them, the harder we hit them, the better,"

Attack: South Bay defies acts of terrorism with patriotism (Daily Breeze Oct.1)
http://www.dailybreeze.com/content/bln/nmbpatriot13.html
“I'm very proud of our country,” . “Everybody is putting their flag out. This is uniting our country.”“People drive by and honk and wave. It makes me proud. I'm glad it's bringing Americans together.”. “We need to show the world that we're sticking together as a country no matter what.” 米国にとって星条旗とは何なのかを考えさせられる。結構複雑かも。

Tragedy ignites new spark of patriotism (the Chattanooga Times Free Press Sep.13)
http://www.timesfreepress.com/2001/sep/13sep01/webspecial13patrotism.html
"The flag, America's symbol of pride and freedom," ....."Our country has come together as a group. I just wish we would show our patriotism all the time." "You feel like you want to do something but can't, so you show some element of patriotism."....."Many did show their patriotism by giving blood."そうか、献血で愛国心を表現というわけか(ネイション=血)。

米国への愛国心を示そうではないかShow Your American Patriotism」と称した、星条旗、Tシャツなどの通販サイト。
http://www.show-your-patriotism.cgi-bin.lnk99912.js@216.242.211.45/cgi-bin/mall.cgi?page=american.html&cart_id=&vendor_id=

ビンラディン写真付きの「Wanted Dead or Alive」Tシャツの販売サイト
http://store.yahoo.com/polamericana/wandeadoralt.html

Nuke Afghanistan NOW (アフガニスタンを核攻撃しちゃえ)という英語掲示板スレッド(米国の2chもどきか?)荒れてます。でも、9月7日からスレッドが開始されているという謎。
http://www.quake3world.com/ubb/Forum1/HTML/024686.html

Community Poll: If Bin Laden was found to be responsible for the attack on the U.S., how should we respond? 1) Bomb Afghanistan for 'sheltering' Bin Laden. 2) Work through the U.N. to retrieve Bin Laden. 3) Lead NATO forces against Afgahanistan. 4) Send in the CIA to assassinate Bin Laden. 5) Nuke Afghanistan (http://www.sopris.net/に存在した意見調査)

ブッシュ曰く「 「米国のすべての子供たちが1ドルを贈れば、アフガンの子供たちの食料や医薬品に使える。教室やボーイスカウトや子供組織が募金に参加していほしい。車を洗ったり、近所の芝刈りをしよう」大統領はこう述べ、子供の奉仕や募金を国民運動に広げる考えを示した。」←これ、すごいです。自己欺瞞の極致。米国人はマジにこういうのを聞いてるの?
http://www.mainichi.co.jp/news/selection/archive/200110/12/20011012k0000e030033000c.html

ブッシュ政権のタカ派キーマン、ウォルフォウィッツ(MSNジャーナル) すごい強行派でパウエルと対立。でも、政府に影響力あり。
http://journal.msn.co.jp/articles/nartist2.asp?w=75636

こちらはラムズフェルト国防長官のページ 発言集があります。
"They attacked us because of who we are -- Americans -- free men and women, proud of our country and proud of our country¨s cause -- the cause of human freedom."" We have two choices: Either we change the way we live, or we must change the way they live. We choose the latter. And you are the ones who will help achieve that goal."冴え渡る二分法!
http://www.defenselink.mil/speeches/secdef.html

米国・高2女子生徒、反戦Tシャツ着用で停学処分
http://www.asahi.com/international/update/1102/011.html (朝日新聞)
http://www.wvgazette.com/news/News/2001110193/ (The Charleston Gazette)

北川れん子さんによるバークレー訪問記。バーバラ・リー議員との対話も。反戦決議をしたバークレー市は全米から旅行拒否などの妨害を受けていて、観光収入が危機らしい。これが自由と民主主義の国なのか?
http://hccweb1.bai.ne.jp/renko/houbeiki.htm

アフガンでは空爆によって民間人が少なくとも3767人は死んだとする調査が出ました。ガーディアン紙の記事。

Pew Research Centerによる世界各国の米国の態度評価レポート これは興味深いです! 「米国外交政策がテロの原因と思うか 米国人=18%、 米国以外人=58%」「米国が好かれている原因は米国がたくさん良いことをしてきたからである 米国人=52% 米国以外人=21%」等々。
http://www.people-press.org/121901rpt.htm

ブッシュの議会演説2002年1月29日 すごいです。「米国の共感を世界の隅々にまで押し広げよう!米国の自由と寛容と正義を世界に広めるボランティアをしよう!米国は悪と戦い悪に勝った。戦いはさらに続く!米国の自由を守るためにもっと軍備を強化しよう!」上手な英語です。その点だけは学ぶべき。でも、哲学がゼロの英語だよな。ここは学んだらダメ。
http://www.whitehouse.gov/news/releases/2002/01/20020129-11.html

ブッシュの戦争教書演説への批判(ヤン・エーベルによる) 必読でしょう。
http://www.freeml.com/message/chance-forum@freeml.com/0001878 (翻訳)
http://www.transnational.org/pressinf/2002/pf143_BushWarAddress.html(原文)

炭疽菌犯人についてのニュースリスト(Yahoo!US) 犯人はやはり米国人? この事件、もっと注目すべきでは?NEW!
http://story.news.yahoo.com/fc?cid=34&tmpl=fc&in=US&cat=Anthrax

a' ブッシュ政権と石油利権と新帝国主義 情報をお寄せください!

ブッシュ政権と石油利権 ブッシュ政権がどうしてもアフガンのタリバン政権を戦争によって潰したかった理由のひとつに、米国の石油問題、とくにブッシュ政権自身が絡んでいる石油利権があるという観測が流れている。こういう残酷な現実も予想しておいたほうがいい。情報蓄積中。朝日新聞もようやく報道。

高山義浩「アメリカがアフガニスタンを「欲しがる」わけ」 すべてを石油の利権から見たらどうなるのかという試論。早い時期からネットで発信していました。(やっと再発見↓)日本人の役割についても、よい指摘。
http://journal.msn.co.jp/articles/nartist2.asp?w=71556

高山義浩「正義のゆくえ(後編) 利権合戦は世代を越えて」 ブッシュ家vsフセイン家の仁義なき戦い。イラクに足を運んでのレポート。この方は、とても鋭い人だと思う。
http://square.umin.ac.jp/ihf/news/2001/0224.htm

田中宇「米英で復活する植民地主義 」 英米は、この際、イスラム諸国を公然と植民地支配すればいいのだという論説が英米で登場しているというレポート。必読 
http://tanakanews.com/b1114colony.htm

ジョン・ピルガー 「信じがたい事態の必然性」 米国が戦後どのくらい爆撃をし、自国の国益のために戦争をし、そのことを米国民に知らせてこなかったか。その歴史的背景がテロの裏側にはある。
http://www.ne.jp/asahi/home/enviro/news/peace/pilger-J.htm

美濃口坦「米国の分裂症と国際社会」 ドイツ在住の著者による、戦争行為と犯罪行為についての論説。
http://journal.msn.co.jp/articles/nartist2.asp?w=78467

田中宇「テロをわざと防がなかった大統領」 この権力の闇が暴かれる日が来るんだろうか? 米国がメディアを牛耳っている限り無理なような気がする。必読 NEW!
http://tanakanews.com/c0124wtc.htm

ブッシズム ブッシュ大統領の発言の数々を茶化してみるサイト。けっこうおもしろい。ブッシュって、テキサスにいりゃあよかったんだよね、誰にも迷惑かけずに、と思わせる。 NEW!
http://www.fugafuga.com/kenkyu/bushism/

b 反戦集会・メッセージについて

ワシントン・ポスト紙の記事「平和団体は自制を求めている」(9月20日) 
http://www.washingtonpost.com/wp-dyn/articles/A59308-2001Sep19.html

イギリス・ガーディアン紙の記事「ニューヨーカーは報復に燃えているわけではない
息子が犠牲になった父親(上記ロドリゲスさん)の声「我が息子の名前で報復などしないでほしい。我が息子を、彼らを殺すことを正当化するための将棋の駒になどしてほしくないのだ。"Not in my son's name you don't. I don't want my son used as a pawn to justify the killing of others." 」全米150以上の大学のキャンパスで、反戦集会が行なわれているとのこと。(9月26日)
http://www.guardian.co.uk/comment/story/0,3604,558194,00.html

反戦集会の様子

米国バークレー大学の追悼集会は、反戦集会となった。12000人の学生が集まる。
http://www.dailycal.org/article.asp?id=6309  その写真
ニューヨークの学生数千人が、反戦デモをした。合い言葉は「“We mourn our victims; war is not the answer; Islam is not the enemy.” 」だった。
http://www.washingtonsquarenews.com/getstory.php?id=20001828
米国における反戦集会一覧(Independent Media Center)けっこうたくさんやってるじゃん。なんで日本で報道しないの?
http://www.indymedia.org/front.php3?article_id=66484&group=webcast
War Resisters League は10月7日にやったそうです
日本の反戦集会の様子も紹介されている
http://www.indymedia.org/front.php3?article_id=66227&group=webcast
世界の反戦集会一覧
http://pax.protest.net/
米国の報復反対運動の様子のレポート「生きているアメリカの抵抗運動」
http://www.jade.dti.ne.jp/~jpj/jp-USAterroResistMov.html

アメリカ議会で、テロへの報復決議にひとりだけ反対した女性議員Barbara Leeさん
応援する必要あり(とくに英語ができる人は)
http://www.house.gov/lee/Fact_Sheet_Votes.htm
http://www.leeforcongress.org/news.htm
http://www.house.gov/lee/
E-mail: barbara.lee@mail.house.gov
http://www2.csc.ne.jp/~prema21net/barbara.html (議会演説の日本語訳)
http://motherjones.com/web_exclusives/features/news/lee.html (インタビュー)

マドンナ(歌手)のコンサートの模様
「(Madonna said,) "Tonight I'd like to say a prayer for peace." The crowd obliged her request for a moment of silence, but fans soon began chanting "U-S-A" as many waved American flags frantically. Relenting, Madonna said, "OK, USA. But start looking at the whole world. I said it last night and I'll say it again: If you want to change the world, change yourself." 」
http://dailynews.yahoo.com/h/so/20010918/en/madonna_closes_drowned_world_tour_with_prayer_donation_1.html

Peacemakers Offer Alternatives to War by Janet Jai (平和活動家たちは戦争への対案を提示している)「クエーカー」、「Women of Vision in Action」、「Thomas Merton Center for Peace and Justice」という、米国の主要平和3団体へのインタビュー
http://www.alternet.org/story.html?StoryID=11519

ジョン・ニコラス「増大する反対の声」
http://www.ff.iij4u.or.jp/~katote/nicolas.html  

ジョン・ゲラッシ「涙は、止まるか?」
「多分、これを読んで、少なからぬ人が尋ねるであろう。なぜ、世界の多くの人々は、われわれが彼らに与えたものを味わうために死ぬ準備をしているのだろうかと。 」 考えさせられる米国人の文章。読むべし
http://www.jade.dti.ne.jp/~jpj/jp-TerroAcoment.html

軍事産業を維持するために米国は定期的な戦争を必要としているのではないか、という問いへの一米国人の答えです。こういう草の根の声を拾っていかなければ。

てるてるさんによる「ニューヨークタイムズ紙の全面広告研究」(作成途中)ユニークな視点の研究。完成を祈る。
http://members.tripod.co.jp/saihikarunogo/nytad.html

100人の地球村」ここ10年間、ネットで回されているもののようです。新聞、テレビなどでたくさん報道された結果、いま私のこのページに大量アクセスが来ています。コメントなどを追加しましたので、再度ご覧ください。NEW!

国際刑事裁判所(ICC) 1998年に設立条約採択。批准国37カ国。日本はまだ。はやくこれを運営して、テロ事件に対処できるようにするべきだ。
http://member.nifty.ne.jp/uwfj/icc/ICC01.htm
http://www4.ocn.ne.jp/~war-law/ms-links/sub01.htm (関連サイト)

まんがめがむんど このサイトは?? 噂のフィスク記者や、「カンダハル」などの情報が満載。注目しよう。たしかに、なんで「カンダハル」の俳優が20年前の殺人犯だなどと今この時期に米国が騒ぐのだろう?
http://www.geocities.co.jp/Hollywood/1123/menu.html
http://www.geocities.co.jp/Hollywood/1123/annex/fisk/index.html (All about Robert Fisk)

September Hearts: Enough is Enough オーストラリアの姉妹が作っている反戦サイト。「良い」サイトです。訪れてみてください。
http://www.septemberhearts.com/index.htm

Peace activists report a surge of new support (Boston Globe) ブッシュの「悪の枢軸」発言をきっかけに、アフガン空爆は正当化されるがそれ以上の戦争はおかしいとする市民たちが反戦運動に加わっているとのこと。その論理はヘンだけど、運動は歓迎すべきか。NEW!
http://www.boston.com/dailyglobe2/078/metro/Peace_activists_report_a_surge_of_new_support+.shtml

c 米国キリスト教会はどう考えているのか
    米国はキリスト教国である。米国の90%は報復に賛成している。ということは?? (情報募集中!)

米国クエーカー教は、報復に反対している。
http://www.afsc.org/default.htm

神学者Miroslav Volf 教授へのインタビュー「To Embrace the Enemy Is reconciliation possible in the wake of such evil?」(敵を抱擁せよ)正義の追求は当然だが、憎しみからは何も生まれない。
http://www.christianitytoday.com/ct/2001/138/53.0.html

メリノール宣教会「メリノールは、復讐ではなく、正義を求める」
http://www.maryknoll.org/WORLD/STATES/us_pressrelease.htm

Margot Patterson(National Cathoric Reporter)による「平和活動家たちは暴力に反対している」暴力の連鎖は何も解決しないと発言する人々を多数レポート。
http://www.natcath.com/NCR_Online/archives/092101/092101d.htm

Church World Seiviceは、ニューヨーク犠牲者と、アフガン難民の両方に物心両面の援助を実施している。
http://www.churchworldservice.org/index.html
http://www.churchworldservice.org/Reports2001/afghanistan/factsheet10-18-01.html (活動内容)

キリスト教界の反応の総まとめ 行本尚史さんによるNEW!
http://www.geocities.co.jp/HeartLand-Asagao/7440/kang-13.html

d 米国フェミニストはどう考えているのか

Peace Women による世界の女性たちによる反戦メッセージ・活動リスト
PeaceWomen speak out on the tragedy of September 11, 2001
http://www.peacewomen.org/frame/wtc.html#vawwnet (日本についての記述:松井やよりさん)

INCITE! Women of Color against Violenceによる反戦サイト
米国による戦争行為に反対するサイト。そこにリンクされている、理論武装のための資料集は必見。Women of colorのグループだけあって、マイノリティからの視点が貫かれていていさぎよい。
http://www.incite-national.org/issues/campaign.html

Wendy McElroyによるアフガンレポート(ifeminists.com)アフガン攻撃は女性殺戮となる。
http://www.ifeminists.com/introduction/editorials/2001/0918.html

Ms.Magazineのエディトリアル(by Marcia Ann Gillespie) まずアフガン、イスラエル、ボスニア等々の女の声を聴くこと。テロリストは外部にのみいるのではない。われわれの内部homeにもいるのだ。
http://www.msmagazine.com/wtcresponse.html
Hear the Voices of Women (世界の女たちの声)

Statement by Women of Color Resource Center による声明NEW!
http://www.cesr.org/Emergency%20Response/wcrcstatement.htm

Women in Black, an International Network of Women Opposed to War and Militarism による声明NEW!
http://www.igc.org/balkans/wib/stats/sept11.html

Women's International League for Peace and Freedom による声明 ヨーロッパの団体だがNYにも支部があるようだ。NEW!
http://www.wilpf.int.ch/~wilpf/state.html

e 学者・文化人の発言

チャルマーズ・ジョンソン(『アメリカ帝国への報復』)の「The Lessons of Blowback」(Los Angeles Times Sep.30)
"From his first remarks to the nation on the evening of Sept. 11, President Bush has been pointlessly, even comically, belligerent (the U.S. wants Bin Laden "dead or alive," we must "smoke them out of their caves and get them running"). By initially calling his retaliation plan "Operation Infinite Justice," he gave it a needlessly religious and messianic coloration. He seems to lack insight or candor about what we actually face and the seriousness of the problem (we were attacked because we are a "beacon of freedom" and our attackers are without motives, merely "evil doers, those barbaric people"). "....."What should we do instead? The answers seem obvious. We must recognize that the terrorism of Sept. 11 was not directed against America but against American foreign policy. We should listen to the grievances of the Islamic peoples, stop propping up repressive regimes in the area, protect Israel's security but denounce its apartheid practices in Palestinian areas and reform our "globalization" policies so that they no longer mean that the rich are getting richer and the poor poorer. If the United States' only response to terrorism is more terrorism, it will have discredited itself and can expect to be treated as the rogue state it will have become. "ジョンソン先生、超冷静です!ちなみに著書『アメリカ帝国への報復 』の主張とは、「米国がベトナム以後も続けているまさに帝国主義的、自己中心的外交戦略が、米国自身を脅かすblowback(報復)の原因となると警鐘を発している」というもの。予言してるね。(bk1より)
http://www.latimes.com/news/opinion/commentary/la-000078169sep30.story

チョムスキー(生成文法)とウォーラステイン(世界システム論)の発言
ウォーラステイン曰く「これは、我々が構築したいと望む世界についての異なるさまざまなビジョンの間の争いなのである。2001年9月11日は、多くの人が言っているのに反して、じきに、長期的 な衝突の中の小さなエピソードに思えるようになるだろう。この闘争は、長期にわたって続くことになり、この惑星に住む人々の大半にとっては、暗黒の期間となるだろ う。」
http://www1.jca.apc.org/aml/200109/23620.html

チョムスキーの発言集 要注目
http://nakayama.org/polylogos/chronique/200.html (こっちはチョムスキーのインタビュー 9月19日)
http://home.att.ne.jp/sun/RUR55/J/chom10912.htm (同じくインタビュー 9月22日 超明快)
http://www.billtotten.com/japanese/ow1/00013.html メディアコントロール
http://www.bekkoame.ne.jp/~rruaitjtko/ezln-chom.html サパティスタの反乱
http://www.netlaputa.ne.jp/~kagumi/colombie.html コロンビア
チョムスキーインタビュー インドにて

チョムスキー・アーカイブ日本語版(異分子)ができたようです。NEW!
http://www.hct.zaq.ne.jp/akubi/chomsky/index.html

スーザン・ソンタグ(『隠喩としての・・・』)の発言
「最近の数日間に、アメリカの当局者とメディアのコメンテーターは、現実を隠蔽しながら、制裁を支持するレトリックを全員一致で滔々と語りつづけている。これは成熟した民主主義には、なんともふさわしくない事態ではないか。」
http://nakayama.org/polylogos/chronique/199.html

エドワード・サイード(『オリエンタリズム』)の発言
「それよりも気が滅入るのは、世界でアメリカがどんな役割を果たしているのかを理解するために、ほとんど時間が費やされていないということだ。平均的なアメリカ人にとっては、西海岸と東海岸にはさまれたこの大陸が世界であり、この大陸の外部は極端なほどに遠いところとして、意識の外においやられている。そしてこの外部の世界の複雑な現実に、アメリカがどのように直接的にかかわっているのかを理解するための時間など、ほどんど顧みられていないのである。 」
http://nakayama.org/polylogos/chronique/204.html (その1)
http://nakayama.org/polylogos/chronique/205.html (その2)

サミュエル・ハンチントン(『文明の衝突』)の発言
「この襲撃はなによりも、卑俗で野蛮な人々が世界全体の文明化された社会を、文明そのものを攻撃したものだ」だってさ。きみはブッシュのゴーストライターか!?
http://nakayama.org/polylogos/chronique/198.html

ポール・ケネディ(『大国の興亡』)の発言 けっこうたんたんと分析。学者だね。
http://www.billtotten.com/japanese/ow1/00489.html

ギュンター・グラス(『ブリキの太鼓』)へのインタビュー ドイツでは、空爆批判は反米主義として非難されるような状況らしい。NEW!
http://members.tripod.co.jp/serpent_owl/arch-text/grass.htm

米国政府を批判する文化人への批判 Catherine Labio「アメリカ人よ、9月11日のテロで自らを責めてはならない
米国がやってきたことや、米国の富と成功を、テロの原因だと考えるのはよくない。知識人は、そういう言い方を避けるべきだという意見。全文を翻訳しましたのでご覧ください。著者はヨーロッパ系米国人。

f マスメディア報道への批判

米国MediaChannel.org
大メディアが報道しない情報を公開し、マスメディアを監視しています。まさにテロ事件報道相対化サイト。
http://www.mediachannel.org/atissue/conflict/
http://www.mediachannel.org/atissue/conflict/intro.shtml (彼らのスタンス)

Independent Media Center (International)
世界をネットワークし、個人の立場から大メディアに乗らない情報を集積するサイト。今回も、当初から、草の根の動きを速報しています。
http://www.indymedia.org/

米国Institute for Public Accuracy(IPA) による記事リンク集。マイノリティ側・反グローバリゼーション側からの意見を集めています。
http://www.accuracy.org/war-releases.htm

Why This War? 反戦意見サイトやメディア批判情報へのよいリンクがあります。おすすめ。
http://www.whythiswar.com/

AlterNetによるテロページ まだ続いています。
http://www.alternet.org/issues/index.html?IssueAreaID=25

パキスタン反米デモの真相─現地からの報告(東京万華鏡) 「パキスタンのデモ・暴動」のニュースが、いかにして現地特派員によって捏造されるかというリポート。なるほど、そうなのか。
http://www.smn.co.jp/tks-j/opinions2/011025y.html

オバハンレポート どこに入れていいか分からないので、とりあえず、ここ。日-パキスタン旅行社に勤めるオバハンさんが、パキスタンの現状と、パ入りした日本人政治家の実態を伝える。すごい。
http://www.pat.hi-ho.ne.jp/nippagrp/obahan.htm
http://www.pat.hi-ho.ne.jp/nippagrp/tushin01.htm 新しく始まった気まぐれ通信。あいかわらずすごいです。本も出版されるらしい。 NEW!

CUGI市民の市民による市民のためのメディア 米国在住日本人たちの活動
http://i-cis.com/cugi/

Project for Excellence in Journalism による「メディアは対テロ戦争をどのように報道したか?」 客観冷静な分析です。こういう批判力がほしいものです。NEW!
http://www.journalism.org/publ_research/normalcy1.html

g 嘆願書その他

アメリカのHPによる、ブッシュへの陳情署名応募サイト
以下をくらべてみよう!
CALL FOR PEACE & JUSTICE! 日本語サイトはこちら
Help Back Up President Bush
この他にもあります。

Pencil Caseさんページにある英語メッセージ。外国に意見を送るときに使いましょう。

Give peace a chance. War is not the answer.
平和にチャンスを。戦争は答ではない。
For elimination of terrorism, not by military retaliation, but by pursuing justice.
テロ根絶のためには、軍事力による報復でなく、法にもとづく裁きを。
The elimination of terrorism should be sought not by retaliation by military force but by law and reason.
テロの根絶のためには、軍事力による報復ではなく、法と理性にもとづいた解決が必要です。
http://users.goo.ne.jp/pencil-case/


3 諸外国からのメッセージ

英BBCのトーク番組に寄せられた、全世界からのメール集
米国以外からの大部分の意見が、「テロ反対+米国の報復攻撃への疑問」 である。米国からの意見は、報復賛成と反対が半々か。憎しみの連鎖からは何も生まれないという意見が過半数を占めるという貴重な必読資料集だ! はっきり言って、米国の政府+軍部は、世界の市民からは支持されてないぞ。米国は戦争に勝ったとしても、別の次元ではすでに敗北してる。
http://newsvote.bbc.co.uk/hi/english/talking_point/newsid_1544000/1544176.stm

ギャラップ社が2001年12月に発表した全世界調査によれば、しかしながら、米国の軍事行動を支持する声は、欧州を中心にとても高いことがわかる。ラテンアメリカ、アジアなどでは反対の声のほうが多い。9月に新聞報道された「賛成が上回っているのは米国、イスラエルだけ」という中間報告は覆されたことになる。このことをどう考えるか? ちなみに、日本も支持者のほうが多い。
http://www.gallup-international.com/terrorismpoll2001.htm
http://www.gallup-international.com/terrorismpoll2001_figures.htm (一覧表)

ペルベース・フッドボーイ 「暗黒の火曜日:イスラマバードから」パキスタンの反戦物理学者による事件の背景と提言。非西洋諸国からの貴重な意見。必読。(朝日新聞9月27日に短縮版が掲載された)
http://www.gakushuin.ac.jp/~881791/hoodbhoy/hoodbhoyJ.html

アムネスティ・インターナショナルによる「正義が次なる「犠牲者」となってはならない
http://www.incl.ne.jp/ktrs/aijapan/2001/09/010902.htm 力強い宣言です

事務総長 アイリン・カーンのことば。 「他のあらゆる犠牲者と同様、9月11日の攻撃の犠牲者に報いるのは、復讐で はなく、正義なのです。」「それが世界のマスメディアが注目するなかで殺害されたにせよ、遠く離れた 地における紛争で命を失ったにせよ、すべての犠牲者には正義を求める権利が あります。9月11日の悲劇への対応が、新たな犠牲者を生み出してはなりませ ん。また、この悲劇が人権を攻撃するための口実として利用されてはなりませ ん。そうではなくて、今回のことを受けて各国政府は、重大な人権侵害のすべ ての加害者たちの免責を断ち切る、実効的な国際司法制度を構築するために行 動することこそを求められているのです――それが行なわれたのが米国であっ たにせよ、中東であったにせよ、あるいはチェチェンやシエラレオネであった にせよ。 」
http://www.incl.ne.jp/ktrs/aijapan/2001/09/010905.htm
http://www.incl.ne.jp/ktrs/aijapan/2001/10/011007.htm (アフガニスタン:とめどない武器の流入がさらなる惨劇を招く)

米国における同時多発テロ事件に対する中東諸国の反応
http://www.jime.or.jp/html/usterror/summary.htm

韓国553団体による戦争反対の共同声明
http://www2.csc.ne.jp/~prema21net/kankoku.html

ペンシルベニア州の政治犯、死刑囚監房の黒人ジャーナリスト、ムミア・アブ・ジャマールのメッセージ
http://www.jca.apc.org/mumia/2001/sep11.html (辛辣。米国だが、ここにいれときます)
http://www.jca.apc.org/mumia/ (彼を死刑から救おうとする運動)

イラン系米国人のHPで「Support Peace-Jobs Not War!」というキャンペーンをやっています。"the Iranian-American Community (IACUS) urges the US government to stop bombing Afghanistan's already starving population. We also urge the governments of Iran and Pakistan to open their borders to the Afghani refugees."
http://members.aol.com/iaczine/

イスラエルの銃撃によって殺された子どもの連続写真(2000年9月) これと同じことがいま起きている。
http://www.damascus-online.com/pal/palestinian_child.htm
http://www.addameer.org/september2000/personal/jamal.html (奇跡的に助かった父親へのインタビュー)

ノーベル賞受賞者 リゴベルタ・メンチュウからブッシュ大統領への手紙 グアテマラ先住民活動家であるメンチュウの声です。
http://www.jade.dti.ne.jp/~jpj/jp-TerroMenchu.html
http://www.globalresearch.ca/articles/MEN109A.html (原文)

アラブメディア「アルジャジーラについて いま大注目のメディアのHPなど

Thich Nhat Hanh(ベトナム戦争のときに現地で反戦運動を指揮した仏教僧)へのインタビュー
"If I were given the opportunity to be face to face with Osama bin Laden, the first thing I would do is listen. I would try to understand why he had acted in that cruel way. I would try to understand all of the suffering that had led him to violence. ""For the American people, I would suggest that we do everything we can to restore our calm and our lucidity before responding to the situation. To respond too quickly before we have much understanding of the situation may be very dangerous. The first thing we can do is to cool the flames of anger and hatred that are so strong in us. ""All violence is injustice. The fire of hatred and violence cannot be extinguished by adding more hatred and violence to the fire. The only antidote to violence is compassion. And what is compassion made of? It is made of understanding. When there is no understanding, how can we feel compassion, how can we begin to relieve the great suffering that is there? So understanding is the very real foundation upon which we build our compassion. "感情を鎮め、相手の痛みと苦悩を理解することが先決だ、報復は答えにはならないとする。説得力がある。ほんとうにそう思うな。暴力、攻撃、ねたみ、嫉妬、支配欲すべてこれらはわれわれの内側にあって、消せない。そのうえで、どうするかという次元で考え、行動を探って行くべきだと私も思う。
http://www.beliefnet.com/story/88/story_8872.html

オスカル・アリアス博士(コスタリカ共和国元大統領)の1994年の講演「人間安全保障」 コスタリカは唯一の非武装中立国としてやってきています。今回の事件に直接関係はありませんが、内容的に大事なメッセージを含んでいます。
http://www.asiawide.or.jp/ecaar/Japanese/94symposium/1-2.htm

アメリカ同時多発テロ事件関連リンク(bet-aramaye) ビンラディンへのインタビュー、中東・アフガン関連など。とくにビンラディンへの事件以前のインタビューは必見。米帝(なつかしい・・・)への反発と、アラーへの忠誠が一体となってます。日本にも天皇がいるから、ことによったら、ここまで行っちゃう右翼もいる気がする。
http://homepage2.nifty.com/bet-aramaye/wtc/wtc.html
http://homepage2.nifty.com/bet-aramaye/wtc/usama1.html ビンラディンへのインタビュー

Letter from GAZA 
http://ww2.wt.tiki.ne.jp/~penguin/index.htm
http://ww2.wt.tiki.ne.jp/~penguin/Letterkiso3.htm#label1 事件の歴史的背景が1分でわかる

ガンディーのパレスチナ問題に対する意見 ユダヤ人にとってパレスチナは心の中にあるのではないか。抵抗は非暴力で。これを聖なる道と言うのだろうな。
http://qasim-ryd.hoops.ne.jp/gandhiyogen.html

森沢典子さんのパレスチナ報告 イスラエル軍によるパレスチナ一般市民攻撃の壮絶な実態。本人が直接聞いた話によれば、ほとんど大虐殺状態のようです。
http://www.freeml.com/ctrl/html/MessageForm/chance-forum@freeml.com/3457/

「ジェニンにおいて、私は....基礎を据えた。」  イスラエルによるパレスチナ攻撃・虐殺は、まったく逆効果であったと。NEW!
http://www.jca.apc.org/stopUSwar/Palestine/AntiOccupation14.htm


4 アフガニスタンからの声

Revolutionary Association of the Women of Afghanistan (RAWA) アフガニスタンの女性運動サイト。裏切りと苦難の歴史が綴られている。NEW!
http://rawa.fancymarketing.net/index.html

RAWA statement on the US strikes on Afghanistan NEW!
"Despite the claim of the US that only military and terrorist bases of the Taliban and Al Qieda will be struck and that its actions would be accurately targeted and proportionate, we have witnessed for the past seven days leaves no doubt that this invasion will shed the blood of numerous women, men, children, young and old of our country. ""The continuation of US attacks and the increase in the number of innocent civilian victims not only gives an excuse to the Taliban, but also will cause the empowering of the fundamentalist forces in the region and even in the world. "
http://rawa.fancymarketing.net/us-strikes.htm
http://watan-jp.hoops.ne.jp/Special/US_RAWA_Appeal.html (上記記事の翻訳。↓サイトにあり)

アフガン女性と子どもを支援する会 (上記サイトと連携)
http://www.jca.apc.org/afghan-women/
「私たちはアフガニスタンに対して軍事攻撃を行うことに反対します」 説得力がある
http://www.jca.apc.org/afghan-women/houhukuhantai.html
http://www.tokyo-np.co.jp/00/thatu/20011005/mng_____thatu___000.shtml (東京新聞のインタビュー)

ペシャワール会 アフガンに診療所を建て、井戸を掘る活動を続けてきた。今回も現地で活動中。
http://www1m.mesh.ne.jp/~peshawar/

ペシャワール会現地代表の中村哲さんによる「アフガンで起きている本当のこと」(ACT新聞社より)9月26日衆議院会館での講演録 
http://www.jca.apc.org/act/nakamurakouen.html

中村哲さんの10月27日福岡での講演録。素晴らしいです。写真多数。
http://kakeru.jp/peshawar/kouen1.html

中村哲さんの11月17日講演会NEW!
http://www2.justnet.ne.jp/~bamako/stopwar/event_main.htm

中村哲さんの12月5日に行なわれた講演会の最後に行なわれたQandA

妖精現実さんによるアフガニスタンページ 今回の事件以前からアフガニスタンの問題に取り組んできた。大国のエゴを鋭くあぶりだす解説、情報、詩などがすばらしい。必読です
http://mion.wisnet.ne.jp/world/af/

アフガニスタン、タリバン、ビンラディンについての超分かりやすい論説(私もまったく知りませんでした)
http://www.mine.ne.jp/a-rans/afghan/index.html
http://www.mine.ne.jp/a-rans/afghan/afg_9_16.html
利権が絡んだ、大国・小中国によるゲームの歴史・・・

日本のアフガン少数民族難民申請者の現在  事件以前に、タリバンの迫害から逃げて日本にやってきたアフガン難民が、入管によってタリバン一味ではないかなどと疑われ、身柄を拘束され、まだ難民に認定されていない。日本はアフガン難民への援助をすると言いつつ。国内でこういう迫害をしているという衝撃の事実。一部の人は難民認定されるようですね。でも、残った人は。
http://www.kt.rim.or.jp/~pinktri/afghan/index.html

阿部とも子のパキスタン視察報告 衆議院議員による現地報告。説得力あります。もう、日本の外交を自民のおっさんがやるの、やめたら?
http://www.jca.apc.org/act/157.html

広河隆一さんのアフガンレポート 現場取材の迫力です。
http://www.hiropress.net/index.html
http://www.hiropress.net/viewpoint/index.html アフガン女性はまだブルカを脱いでなどいない。情報操作だ。 NEW!

映画カンダハル 見た人、感想教えてください。
http://www.makhmalbaf.com/movies.asp?m=10
http://www.jcj.gr.jp/cinema.html#20020120 映画評です

停戦委員会 アフガンへの支援を行なうためのサイト。充実しています。 NEW!
http://www.geocities.com/ceasefire_anet/index-j.htm
http://www.eeeweb.com/~backup/report1/index.htm アフガニスタンからのレポート。写真多数。
http://www.geocities.com/ceasefire_anet/newssource.htm アフガニスタン関連ニュースの翻訳


5 日本における反戦活動

アメリカの新聞に平和の全面広告を出そう」キャンペーンが始まり、NYタイムズに広告を出しました。
http://www.peace2001.org/
なかでも、「メッセージ集」(1〜)は必読です。事件への新たな視点がたくさん掲載されています。

被災地NGO恊働センター(阪神淡路大震災)による「「米国同時多発テロ」に対する緊急メッセージ
http://www.pure.co.jp/~ngo/erc/200109usa/message01.html

Give-peace-a-chance.jp 日本の報復反対グループです。ピースウォークその他の具体的なアクションを並行して行なっている。アクション一覧表などもあり、行動重視のグループ。
http://www.give-peace-a-chance.jp/

MLで交わされた読者からの意見集 貴重な情報満載。必見資料でしょう。
http://give-peace-a-chance.jp/message/index.html

Anti War 反戦サイトです。
http://antiwar.jca.apc.org/

反戦・平和アクション 同じく反戦サイト。
http://peaceact.jca.apc.org/

Io--アメリカの事件について思いを伝えあうページ 一般市民からのメール・手紙などを掲載しています。生の声が聞けるいいページです。NEW!
http://www.itoh.org/io/message.html

PeaceBot.com 米国在住のJunko Suzukiさんによる反戦サイトです。
http://www.peacebot.com/

報復に対する市民・識者の意見集(MSNジャーナル)
http://journal.msn.co.jp/worldreport.asp?id=010918terror&vf=1

共同声明 米国のテロ報復戦争に反対し、日本政府の戦争支持の撤回を求める 31人の文化人、学者、作家、活動家たちによる声明
http://www.jca.ax.apc.org/ppsg/peace/seimei.html
http://www.jca.ax.apc.org/ppsg/peace/statement.html (英語)

「女性・戦争・人権」学会運営委員会によるアピール
「航空機ハイジャック及び激突・墜落事件の犠牲者に哀悼の意を表すとともに、武力行使及び「報復」という名目による戦争正当化に反対するアピール」
http://www.josei.com/womenrights/hofukusensou_hantai.htm

経済理論学会「無差別テロと軍事行動との悪循環を断ちきる理性的行動を ―日本の経済学者は世界の人々と諸国家に訴える―」
http://www.ne.jp/asahi/homepage/otani/japanese.htm 
http://www.ne.jp/asahi/homepage/otani/english.htm (英語)

日本の経済学史研究者有志「無差別テロと報復戦争に反対する―日本の経済学史研究者は世界に訴える―」NEW!
http://www.cpm.ll.ehime-u.ac.jp/AkamacHomePage/Appeal/Appeal.html

日本寄せ場学会「米国とその同盟国は即刻戦争を停止せよ」
http://www.jca.apc.org/nojukusha/gakkai/index.html

共同アピール・私たちは戦争に反対する (カルチャーレビュー) 現在16名賛同者。NEW!
http://member.nifty.ne.jp/chatnoircafe/re19.html#19-1
http://member.nifty.ne.jp/chatnoircafe/reb03.html (テロ事件特集) 記事が読めます。

加藤尚武(鳥取環境大学学長)による「連続テロに対する報復戦争の国際法的な正当性は成り立たない
ブッシュによる報復攻撃は、国際法違反である。
http://www.peace2001.org/gpc/kato.html

小林正弥(千葉大学)による「追悼 終戦への祈り――アフガニスタン・テロの犠牲者に捧ぐ」米国の開戦についての力強い批判です。
http://homepage2.nifty.com/public-philosophy/kobayashi1.htm

国際ジャーナリスト 田中宇さんによる記事
今回のテロ事件以前の段階で、米国が、アラブに何をしようとしていたのか。
http://tanakanews.com/b0913US.htm

琉球新報の社説
冷静な意見だと思う。9月14日。
http://www.ryukyushimpo.co.jp/shasetu/sha16/s010914.html

日本キリスト教協議会からのメッセージ
米国大統領宛 http://ehrlich.shinshu-u.ac.jp/tateiwa/2000/010912.htm
小泉総理宛 http://ehrlich.shinshu-u.ac.jp/tateiwa/2000/010913.htm

村上龍ページでの読者の意見交換
http://www.ryumurakami.com/jmmarchive/t006001.html
http://www.ryumurakami.com/jmmarchive/t008001.html


6 資料およびリンク集
   すでに膨大な関連サイトがあります。下記のリンク集からたどれば、かなりのサイトにアクセスできます。

原典:米国大統領等の発言原文集(by Gary Price, George Washington University)これで英語原文をチェックしてから議論するべし。うろ覚えはダメ。
http://gwu.edu/~gprice/speech.htm

Attack On America Tuesday 11 September 2001 英語関連リンク集。完璧。NEW!
http://www.bcr.org/~msauers/wtc.html

Prema21net 報復反対情報サイト・リンク集
http://www.h2.dion.ne.jp/~prema21/

加藤哲郎さんによる最強リンク集
http://www.ff.iij4u.or.jp/~katote/imagine.html (ベーシック資料集「イマジン」)
http://www.ff.iij4u.or.jp/~katote/Home.shtml (ニュースも含めた細かい情報満載)

中山元さんによる哲学クロニクル・スペシャル 世界の知識人たちの発言を中心に翻訳で網羅
http://nakayama.org/polylogos/chronique/911index.html
http://nakayama.org/polylogos/chronique/archive001.html

岡本真さんによる「対米同時多発テロ事件をめぐる発信」。ネット上に現われた、個人、学会等によるテロ事件への言及サイトを徹底紹介。すごいです。(ACADEMIC RESOURCE GUIDE [ARG-112] 2001年10月08日)
http://www.ne.jp/asahi/coffee/house/ARG/112.html#N

アメリカ同時多発テロへの武力報復に反対するホームページリンク集
http://www.geocities.co.jp/HeartLand-Asagao/7440/ 日本の市民運動中心に多数

「アメリカ合衆国同時テロに対する各グループの見解」 (日本カトリック・正義と平和協議会)
http://www.jade.dti.ne.jp/~jpj/

9月11日の米国事件関連 各地の声明等へのリンク田口裕史さん) 徹底したリンク集(日本と世界)
http://member.nifty.ne.jp/htaguchi/archive/010911seimeishuu.html

大山めぐみさんによるリンク集 英語サイトを中心に網羅・最新ニュースのアップデイトもすごいです。 NEW!
http://sophia.smith.edu/~meoyama/contents.html

「米国のテロ報復攻撃を止めようリンク」(京都女子大学現代社会学部 平川秀幸)
http://www.cs.kyoto-wu.ac.jp/~hirakawa/no_more_violence/index.html

MSNジャーナルの情報特集(米国へのリンクあり)
http://journal.msn.co.jp/worldreport.asp?id=010914terror&vf=1

米国The Objectivist Centerによる記事リンク集
http://www.objectivistcenter.org/navig/assault_special_external_commentaries.asp

こども医者 いしばしりょうこのページ
http://www.asahi-net.or.jp/~dw3r-isbs/ryoko.html

厚生労働省による「「米国の同時多発テロ」を契機とする国内におけるテロ事件発生に関する対応について」 救急医療、消防
http://www.mhlw.go.jp/houdou/0110/h1005-1.html

米同時多発テロ関連INFO翻訳掲示板(英) 英語ニュースを日本語に翻訳して蓄積する掲示板

番外

コンゴのダイヤ資源争奪 われわれがダイヤをひとつ買うたびに、現地の人の手足が切られている?NEW!
http://www.cnn.co.jp/2001/WORLD/01/19/DiamondAfrica.19/