大阪府立大学 人間社会学部 人間科学科
大学院 人間社会学研究科 人間科学専攻
森岡正博研究室
研究室の説明
森岡研究室へのアクセス
- 研究室の場所は事務室でお尋ねください。
- 森岡に面談するときには、あらかじめ電子メールにて予約を取ってください。携帯メールからで結構です。(電子メールはトップページに書いてあります)
- 森岡が不在のときに研究室を学生・院生が使用することはできません。
学部での指導
- 学部で私の卒論指導を受けたい方は、3年次前期の「人間学演習」を履修してください。
- 上記演習のレポートを出すときに、私まで電子メールで卒論指導を受けたいことをお知らせください。人数が多い場合は調整したのちに、4年次に個別指導をします。
- 私の得意分野は、哲学、倫理学、人間学、科学論周辺ですが、その他希望に応じます。ただし心理学の卒論指導はできません。
- 卒論は400字で50枚から100枚くらい書いていただきます。卒論完成後の1月下旬に、副査の先生2名とともに試問を行ない合否判定をします。
- 就職のためのコネはまったくありません。就職口は自分で探しましょう。
博士前期課程での指導
- 前期課程で私の指導を受けたい方は、受験のときに私を指導教員に指名してください。受験する方へ参照。
- 入学後に個別指導します。私の指導できる分野は、哲学、現代思想、生命倫理、科学論などの領域です。また、分野の教員(参照)の授業を複数受講することで、現代思想・哲学・ジェンダー関連の知識を深めることができて、楽しいと思います。
- 入学後は、院生発表会、現代思想研究会などに参加し、発表することができます。自分の学問を作り上げていくよい機会となるでしょう。
- 修士論文は400字で100枚前後書いていただきます。修士論文完成後の2月初旬に、現代人間社会分野の先生方とともに試問を行ない合否判定をします。
- 修士論文は、扱うテーマについての先行研究、テーマの概略、主要文献の整理、自説の開陳、文献一覧を含んだ研究論文にしてください。
- 修了後の就職は自分で探しましょう。いままで市立女性センター職員、警察官、NGO、看護師、フリーター、後期課程進学などがあります。
博士後期課程での指導
- 後期課程で私の指導を受けたい方は、受験のときに私を指導教員に指名してください。受験する方へ参照。
- 後期課程では博士論文の執筆を目標にして研究を進めていただきます。
- 後期課程で私の指導を受けたい方は、以下の3つの研究プロジェクトのいずれかに、自分の研究テーマを絞ってください。
(1)「生命の哲学」・・・思想史、現代生命論、環境論、看護論、障害学、アート論含む
(2)「先端技術の倫理」・・・生命倫理、環境倫理、技術倫理、脳神経倫理含む
(3)「現代思想研究」・・・ヨーロッパ、米国、日本含む。現代哲学、社会福祉論、正義論、社会哲学含む。
- 後期課程では、積極的に学会に所属し、学会発表と論文投稿を年に1回は行なうことを強く指導します。論文執筆のための技術的サポートを行ないます。また各自が大学外の研究会やネットワークに所属してみずから研究を進め、またコネクションを拡大することをこころがけてください。また、府立大や近隣大学の研究会、科学研究費の会合などにも参加を期待します。将来的には新しい学問領域を切り開く研究者として成長することを期待します。修了後も、教員や院生たちとの研究ネットワークは維持されます。著書を書きたい場合は出版社を仲介します。
- 大学教員への就職を希望する者については、技術的サポートをします。ただし、教員ポストが減少しているにもかかわらず院生修了者が激増している現在、教員への就職の可能性はきわめて少ないという事実も認識しておいてください。教員公募に応募して最終選考に残るためには、30代初頭で学会論文3本、それに加えて紀要・雑誌論文5本は最低必要でしょう。論文を書くことが好き、というのが必須条件です。後期課程への進学は無職のまま40歳を迎える道を開くかもしれないということを認識しておいてください。そのうえで言えば、後期課程での研究は自己研鑽のまたとない機会になることでしょう。
近隣大学、研究会との連携
- いままでの実績として、大阪大学臨床哲学研究室、立命館大学先端総合学術研究科立岩研究室、近畿大学文芸学部大越研究室などとのあいだに、院生の交流があります。臨床哲学研究室の刊行物に院生が投稿しています。また環境関係の研究会にも院生が参加しています。今後もさらに充実させていく予定です。
- 現代思想研究会を開催しています。
院生の研究業績など
2008年
- 樫本喜一
「研究用原子炉の都市近郊立地に関する歴史的考察―関西研究用原子炉と武蔵工業大学研究用原子炉の比較検討―」『人間社会学研究集録』第3号,pp131-160.2008年3月
2007年
- 樫本喜一
「初期原子力政策と戦後の地方自治―相克の発生」『人間社会学研究集録』第2号、P81〜110、2007年3月
- 野崎泰伸
「「生の無条件の肯定」に関する哲学的考察――障害者の生に即して」
(2007年大阪府立大学博士学位論文)
- 野崎泰伸
「障害の哲学・序論」(平成15年度〜平成18年度 科学研究費補助金研究成果
報告書「擬似法的な倫理からプロセスの倫理へ――「生命倫理」の臨床哲学的変
換の試み」、41-59)
2006年
- 樫本喜一
(共著)「帝国議会と公害・環境問題―議事一覧の作成とその紹介―」『大阪電気通信大学人間科学研究』第8号、P47〜88、2006年3月(共著代表者:小田康徳)
- 樫本喜一
「「原子力平和利用三原則」と「幻の安全性新原則」−関西研究用原子炉設置問題から見た原子力平和利用の問題点」、『戦争と平和』第15号、P37〜51、発表年月2006年3月
- 樫本喜一
「リスク論導入の歴史的経緯とその課題−関西研究用原子炉の安全性に対する日本学術会議の見解を事例に」、『人間社会学研究集録』第1号、P215〜244、2006年3月
- 野崎泰伸
「障害者自立支援法と障害者の自立――誰のための公共性か」(「情況」、2006年1−2月号、108-123、情況出版)
- 野崎泰伸
「青い芝の会と分配的正義――誰のための、何のための正義か」(「医療・生命と倫理・社会」、第5号、124-135、大阪大学大学院医学系研究科・医の倫理学教室)
- 野崎泰伸
「「合意する主体」による正義の幻想――契約論的平等から反証的正義へ」(「人間社会学研究集録」、第1号、3-19、大阪府立大学大学院人間社会学研究科)
- 宮崎真由
「パターナリズムの正当化基準について」『人間社会学研究集録』、第1号、p.73-p.94
2005年
- 樫本喜一
「宇治原子炉設置反対運動の考察−原子力研究開発最初期における住民運動」『大阪民衆史研究』第57号、P9〜38、2005年6月
- 野崎泰伸
「当事者性の再検討」(「人間文化学研究集録」、第14号、75-90、大阪府立大学大学院人間文化学研究科)
- 野崎泰伸
「「生命の神聖性」と「生命の質」との対立を越えて――生存のためのコスト」(「生命倫理」、通巻16号、202-209、日本生命倫理学会)
- 吉本陵
「『人生を生ききること』と『文明論』との交錯−−『無痛文明論』が試みたも
の」、『臨床哲学』大阪大学文学部、第6号、p.63-73(2005年1月)
- 吉本陵
「ハンス・ヨナスの責任倫理学について−−『責任という原理』とその背景」、
『人間文化学研究集録』大阪府立大学大学院人間文化学研究科、第14号、p.91-110(2005年3月)
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