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作成:森岡正博 
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こんなホテルに泊まりたい

 

こんなホテルに泊まりたい



このコーナーの意図:私はここ15年以上関西に住んでいる。しかし、仕事は東京方面がとても多い。だから、東京に行くときには、ホテルに泊まることになるわけだ。それで、いままでいろんなホテルに泊まったのだが、泊まりごこちのいいホテルもあれば、「なんやこのホテル、ぶちきれーっ」みたいなのもあるわけ。しかしだ、どのホテルが心地よくて、どのホテルがダメなのかは、ホテルのガイドブックを見ていても分からない。たとえば、いちばん困るのは「壁の薄いホテル」、これです!! こっちは、明日の仕事のために早く寝ようとか思っているのに、夜中に隣室の物音で目が覚めて、そのまま寝付けないってことがどのくらいあったことか! そういうことに出くわして以来、旅行するときには耳栓持参でいくのだが、でも、耳栓をして寝るというのは、非常に寝心地が悪い。もちろん、赤プリのスイートとかに泊まれる金持ちならばこんなこと気にしなくていいのだが、われわれ庶民は、ビジネスホテルも泊まるし、せいぜいシティホテルのツインぐらいではないのか。というわけで、このコーナーでは、私が実際に泊まったホテルについて、ほんとうのところを情報公開してしまおうと思っているのである。もちろん、私が泊まった「部屋」についてのことしか分からないから、ここで私が書いたことをけっして一般化して、そのホテル全体に当てはめてはいけない。だが、類推するのは読者の自由である。

隣室の騒音が聞こえたという情報:(ホテルは見かけによらんねー)

[警報発令中] 品川プリンスホテル本館 秋葉原ワシントンホテル 新宿ワシントンホテル 渋谷東武ホテル ホテルグランヴィア大阪 リーガロイヤルホテル(大阪) ホテルエドモンド(東京) ホテル阪急インターナショナル(大阪)
[注意報] 大阪ウェスティンホテル  ホテルニューオータニ大阪

姉妹サイト「りんごトラベル・ホテル情報」(りんごさんHP内)。ホテルの壁の薄さ、等々についての詳細レポートがあります。


超よかったホテル編

帝国ホテル いままで泊まったホテルでいちばん満足したのは、帝国ホテルです。そう、あの日比谷公園の横にある老舗のホテル。だが、もちろん自費で泊まったわけではない。帝国ホテルである国際会議があって、そのときのパネリストだったから、その前後に部屋を取ってもらったのだ。(以下、高級ホテルに私が泊まったケースは、このパターンがほとんど。われながらなさけないけど)。まず、部屋が広くて、落ち着いている。家具とかもとてもよい。適当に古びた設備や絨毯などもいい。従業員の態度がとても上品でていねい。従業員の応接の仕方は、ここがいちばんよかったんじゃないかな。夜も静か。超寝心地よかった。夕飯とかは、手ぶらで銀座まで食べにいける。いいです。しかし、私は、銀座まで手ぶらで行ったあげくに、ふつうのおうどん屋さんできつねうどんを食べたのでありました。貧乏性だね。お金があるのなら、このホテルがいちばんのおすすめです。

赤坂プリンスホテル ここもまた、シンポジウムのときに取ってもらったんだけどね。あの赤坂見附のところにどかーんと立っているきらきらホテル。ツインだったのだが、ここのホテルは全室角部屋という不思議な構造をしていて、要するに、隣の部屋と壁が隣接していないのである。だから、隣の騒音が気にならない。それに、すごいのは、壁二つぶんが、全部一面の窓ガラスになっているところ。120度くらいのパノラマで東京の風景が見れる。夜景がすごい。「東京ラブストーリー」ではないが、これは感動ものです。うーん、いま思い出してもすごい。このホテルも申し分ないのだけど、従業員の感じが、帝国ホテルほどではなかったような印象あり。ここに泊まったときも、夕食は、ホテルの豪華なレストランを後にして、赤坂の飲屋街に散歩に行き、おやじ御用達のラーメン屋で、餃子定食を食べたのでした(このときはまだ肉を食べていた)。餃子を食べながら、巨人戦を見た記憶がある。それで、また、ふらふらと赤プリへ。シュールですなあ。

六本木プリンスホテル ここ、東京のホテルの穴場だろうな。六本木交差点から歩いて10分くらいのところにある。Jメンズ東京とかが近くにある。くねくねっと道を入ると、一瞬「えっ」という感じの小振りな建物が。エントランスとかもほぼ、ない。入っても、ボーイさんとかいないし、チェックインしたら、自分で荷物を運んでいくしかない。だが、泊まりごこちは、とてもいい。ベッドと枕が最高ね。このホテルのウリは、真ん中にある年中無休の温水プール。宿泊客はタダだから、これは元とれるよ。六本木だから、夜遊びしても、歩いて帰れる。遊興にはことかかないし、クラブからの朝帰りもらくちん。東京に遊びに行くなら、このホテルを一押しします。インターネット予約とかすると安いプランがある。交通の便は悪そうに思われるが、実は、新橋−六本木−渋谷の都バスが頻繁に出ていて、バス停からすぐのところにホテルがあります。タクシーだと、新橋から1000円強。でも、当然ですが、お仕事で利用するには、不便かもしれませんね。/ ということで、急に東京に行く用事ができて、また泊まってしまった。やっぱり満足です。従業員の数が少なくて、私にとっては最適のホテルだなあ。ほっといてくれるし。荷物も自分で運ぶし、宅急便を頼むのにも客を待たせるのだが、でも悪い気にはならない。部屋のデザインもよろしい。奥まったところにあって、プールがあるせいか、なんかリゾートにいるような気になる(ちとおおげさか)。ただ、夕食とかがねえ、困るんだよね。六本木だから、軽くラーメンってわけにいかないしねえ。芸能人がよく来るといううわさの小さなレストランで友人と食事をしたが、鼻持ちならない客ばかりあつまる嫌な店でした。第一、喫煙席と禁煙席を分けていないしね。命令口調で注文するひげおやじとか、やたらなれなれしい従業員とか、値段のわりにたいしたことのない食事とか。あー、スノッブって、いや! 六本木のクラブはガサ入れされて営業時間が短縮されはじめたし、もう六本木の街は斜陽なのかも。その後、六本木に行く機会があったが、やっぱりあの街は、もういやだ。かつての栄光は、終わったな。

高輪プリンスホテル・さくらタワー 都内中心部にあるリゾートホテルというふれこみだったので、ものは試しと宿泊してみた。たしかに部屋も広くて、ジャグジー風呂などもついていて、まわりは庭園に囲まれているし、都内の別世界に来ている感じ。脳味噌の皺を伸ばすには最適。品川駅からパシフィックホテルの前をこえて坂を上っていくのだが、さくらタワーの建物への入り口があまりにもシンプルなので、最初はわからずに行き過ぎてしまった。チェックインは、カウンターで立ってするのではなくて、ソファに座って対面でやってくれる。こういうの慣れてないので、どきどきしたけど、こういうあたりで、高輪プリンスの本館・新館と差別化をはかっているのだろう。あかるくてきれいで豪華な内装。とてもおすすめですよ。朝食は、食べにいっても、ルームサービスでも同じ値段。両方使ってみたけど、やっぱりルームサービスのほうが、いい感じ。ばっちり仕事もできる環境でうれしい。最初の日に「Do not disturb」を出してなかったら、朝食に出ているあいだに、いきなり掃除されてしまっていた。これはあせったが、その後、日中をずっと邪魔されずに使えたからラッキーだったかも。だが、隣や(上?)を掃除する音はかなりうるさかった気がする(うたたねしてたから、よくわからんのだ)。品川プリンス新館のほうまで足を伸ばすと、おいしいご飯も食べられる。品川プリンスのエギュゼクティブタワーは、どうなんだろうね。いつか行ってみよう。 NEW!

渋谷東急エクセルホテル 渋谷ハチ公前にできた高層ホテル。立地は最高。渋谷駅の銀座線の車庫の上。歩いて渋谷駅に直結だから、どこでもすぐに行ける。部屋は広く、内装もよい。私が泊まった部屋はテーブルも大きくて仕事向き。ウォシュレットなのも快適。騒音もほぼ聞こえない。難をいえば、1Fから5Fフロントまでのエレベーターが混み合うこと。渋谷では、一押しです。というか、ここしか考えられない。問題は、けっこう値段が高いこと。7月から通常料金に。六本木プリンスよりも高いんだよ。これじゃ、東京行くたびに赤字になるよー。あとね、液体石鹸しか置いていないのが、個人的には好きじゃない。なんか、ねとねとするんだもん。ちっちゃい固形石鹸もおいてほしいなあ。
 こないだ泊まりに行ったら、ツインの部屋を予約していたのに、シングルの部屋にエクストラベッドを入れたような小さな部屋に通されてしまった。「なんでー?」と思って窓を開けたら、そこからは渋谷のハチ公交差点が見下ろせる。なるほど、眺めがいいぶんだけ部屋が狭くなってるのか。でも、私は眺めなんかどうでもいい。部屋の広さが問題なのだ。なので、さっそくフロントに電話をして、部屋をいつもの広さのところに変えてほしいと言った。そしたら、意外とあっさり、OK。ホテルの人が来て下の方の階の広めの部屋に移動。やっぱ、広い方がいいよ、このホテルは。こっちは恵比寿側で景色は最低。でも、私には関係ないのだ。でも、これで同じ値段とは信じられん。だって、最初のほうは、2/3の広さしかないんだよ。バスルームも超狭いし。教訓:ここに泊まるときは「恵比寿側にしてください」と言いましょう。

京都ロイヤルホテル 京都だが、私はここがいちばん好き。以前の職場に勤めていたときは、このホテルと提携していたので、共同研究者のみなさんをこのホテルまでよく深夜に連れて帰りましたね(^^;)。心当たりある方もいらっしゃるでしょう? 八年間、他人ばっかり泊めて、自分は泊まったことがなかったのだが、京都を離れてから泊まってみて、みんないい思いしてたんだなあと思ったのだった。京都三条河原町にある好立地、古めだが落ち着いた雰囲気。地下のカフェバーは何人でも入れるし、すぐに鴨川まで涼みに行けるし、とてもよい。従業員の感じもよい。一般的には、グレードの高いホテルとはみなされていないが、おすすめだと思う。

*まだまだ続くよ*


それなりによかったホテル編

ホテルニューオータニ これまた有名どころだねえ。赤坂にある一大都市みたいなビル群。日本庭園までついて、一流ホテルの代名詞か。場所柄か、外国人多し。このホテルは、おもしろい経験があって、まえにここで対談をするということになって、ホテルに入ったのであった。しかしあまりにも広いので、どうやって対談会場までいけばいいのかわからず、エレベーターの前でうろうろ。すると、すかさず近づいてきた女性従業員、私に向かって「英語で」しゃべりかけてきたのであった。あまりのことに、呆然とするわたくし。たしかに、このフロアー、外国人うじゃうじゃいるけどさー。どうしたらいいかとっさにわからず、英語分からないふりをして、そのままエレベーターに乗ってしまったのでした。ところで、ある出版社の仕事のときに、ここを取ってくれた。シングルだったけど、さすがきれいな室内。朝食はルームサービスを頼んだ(だってその出版社が朝飯もどうぞって言うからさ)が、しかし、朝食を運んできてくれたボーイさんが、よくない。ワゴンをあちこちぶつけたり、手際が悪かったり。ぼそぼそと何言ってるか分からなかったり。ニューオータニよ、これでよいのか? わたしはべつにいいんですけど、部屋とつりあっていないんじゃないのか? ということで、上のカテゴリーにはいりませんでした。もちろん、ホテル全体に一般化しないでくださいね。エレベーターでは、いちゃいちゃする外国人のカップルが乗るときには、従業員は一台見送るとかの配慮はみせてました。

赤坂プリンスホテル・その2 こないだ、インターネットで超安プランがあったので、ひさびさに泊まってきました。ビジネススイートが半額になっていたもんね。その部屋は、なんと、応接間とベッドルームが、別々になっている。こういうのは、はじめてなので、けっこう感激。例によって、眺めはとてもいい。夜景もなかなか。騒音もないし、ぐっすり安眠できました。部屋の中も白で統一されていて、シンプルだし、なんと言ってもバスタブが広い。背中を丸めなくてものびのび湯船につかれるというのは、最高です(こんなことに感激しているとはなさけないが・・・)。ついでに、ホテルの内部を見てみた。入り口にあるホテルの模型というのは、いまいち意味不明。地下のカフェのドリンク無料券というのもらったので、行ってみたが、これがまた意味不明。なんか、事務所を改造したようなところで、一杯だけ飲めるのだが、雰囲気も何もない。それに、みんな、フロントでもらった無料券を試すためだけに来ているから、従業員もやる気があんまりない。ホテル入り口で弾いてくれているピアノも、なんか不自然。というわけで、ホテル内部は?が多かったのであった。例によって、赤坂に出かけて、ビヤホールで夕食とビール。やっぱ、不思議な一泊でありました。

全日空ホテル あの有名な全日空ホテル。菅直人が不倫してたのも、ここじゃなかったっけ。ここは、むかし朝生に出たときに、テレビ朝日に取ってもらいました。ツインの高級タイプの部屋で、黒っぽい色で統一された部屋は、超かっこいい。バスルームとかもひろくてかっこいい。とにかく、かっこいいんだな。このホテルのロビーもまたおもしろいよ。いろんな人たちがうろうろしている。それを見るのが楽しい。千代の富士夫妻とか、ラウンジにいたりした。あと、あきらかな不倫カップルとか、けっこういる。難をいえば、エレベーターに近い部屋だったから、エレベーターの音が気になった。朝生が終わった後、出演者みんなでこのホテルのバイキングで遅い朝食をとった。とてもおいしかった。テレビではけんかしてた宮台さんと西部さんが、和気藹々でお互いにほめあって朝食をとるすがたは、なかなか感動したものです。さすが、役者! そのときの滞在の印象があって、最近、インターネットプランで安いのがあったから、シングルを取ってみたら、これが大失敗。みなさん、全日空ホテルのシングル部屋というのは、翼部分の端っこにある悲惨な狭い部屋です。手入れもされていないし、ベッドの枠ががたがたしているし・・・。これが同じホテルなのか、と、我が目を疑ってしまいました。格安プランの使い方は、むずかしいです、はい。2001年5月に部屋を取ってもらってひさびさに宿泊。だが、昔とは違って、こっちも目が肥えてきてるから、部屋の老朽化やロビーの乱雑さが気になった。はっきりいって、デザインやロビー利用者などを総合すると、ここは「おやじホテル」です。すくなくとも私の趣味ではなくなってしまった。最上階のバーも、うざい。従業員の応接はよいが、「おやじ」度高しということで、ランクダウンといたしました!

赤坂東急ホテル 赤坂見附の駅前にどーんと建っているあのホテル。泊まったの、ずいぶん昔だから、もう忘れちゃったけど、部屋から窓を開けると、目の前が赤坂の道路で、感動した覚えがある。ほかは、あんまし印象に残っていない。あ、部屋にはいるときにカードキーだったが、そのときはじめてカードキーというものを見た私は、どうやって使うのかわからず、ちょうどお掃除をしていた従業員に聞いたら、にこやかに教えてくれたのがうれしかった、という記憶がある。いい想い出だな、うん。

第一ホテル東京シーフォート ウォーターフロント天王洲アイルにあるきれいなホテル。夜の天王洲アイルをぶらぶらできるというメリットあり。これは、その隣の建物で講演会があるときに、取ってもらった。フロントの感じも、プライベートで、なかなか感じよい。人工的な街にふさわしい、人工的なホテル。ただ、寝るときに、空調のスイッチ音が気になった。新橋の第一ホテルはロビーしか行ったことないな。中はどんなんだろう。とか言っていたら、第一ホテルチェーン、倒産しちゃったね。どうなるのかなあ。ひさしぶりに、インターネット格安プランで泊まってみた。オープン10年記念ということなのだが、とてもきれい。部屋の調度や内装が、シティーホテルのなかでも豪華なほうなのでは。夜中に散歩しようとしてふらふら出ていったら、天王洲アイル地区は午前0時で、全部シャッターが閉まって、外部には出られなくなるのであった。超人工的な場所。朝は、1Fの天井の高いカフェでバイキングを取ったが、2800円と超強気の値段設定(ふつうもう少し安くないか? かと言って、ほかにどこも店は開いていないし・・・)。従業員の雰囲気はいまいちだが、食事はとてもおいしかった。ガラス張りの外では、野鳥が水浴びをしていた。ランドスケープ・イマージョンだねえ。

オークラフロンティアホテルつくばエポカル 筑波大学に行くたびに、ホテル探しに苦労していた。ホテルの数が少ないだけではなくて、「困ったホテル」しかなかったのよ。なんか世をはかなんで鬱になってしまうようなホテルにさんざん泊まったからなあ。最近は、東京に泊まって、バスで筑波まで行くことが多かった。今回泊まったこのホテルは、99年8月にできたばかり。筑波センターにある第一ホテルの姉妹店(と思ったら、第一ホテル倒産により、。ホテルオークラ経営に)。バスターミナルから歩いて5分くらいのところだが、なかなかよかったです。ふかふかのベッドに、きれいな内装。お値段も手頃。これから筑波に出かけるときは、迷わずに、ここですね。ホテルにファミレスが直結しているし、目の前はダイエー。窓を開けても緑が多いし(筑波はどこでもそうか)、バスタブが広い。ただ問題なのは、空調の音がやたらでかいこと。各部屋独立の空調だから、暖房を強くすると、エアコンの音が断続的に響いて、寝るときに気になった。なんとかならないのかなあ。第一ホテル、倒産しちゃったが、ここはまだ営業中。今年も宿泊、けっこう快適な部屋だった。ただ、ベッドが小さいな。蒲団はふかふかで雪国仕様。 エポカルのほうがおすすめ。ふたたび宿泊。第一ホテルがつぶれてどうなるのかと思いきや、オークラチェーンになりました。スタンダードルームがなかったので、デラックスルームにしぶしぶ宿泊。ところが、けっこう広いし、重役机がでーんとおいてあって、スタンドもある。これはよかった。インタネも読書もゆったりできる。1FにあるファミレスCASAは、なぜか、味がぐんとアップしていた。メニューも変わったし、いいことだ。でも、ファミレスばっかで食べてたので、最後の日は、このホテルの本館(歩く)のカフェで。相変わらず、部屋の空調の音はでかいです。 NEW!


困ったホテル編

品川プリンスホテル・本館 品川プリンスホテルには、本館、別館、新館がある。このうち、新館はとてもよいビジネスホテルです。別館は、まあまあ。そして、最悪が、この本館なのです。本館というのは、とても昔からある。私が大学生のときからあって、私の高校の修学旅行とか、ここに泊まっていたっけ。このホテルの部屋は、そうです、壁が薄いのです。どのくらい薄いかというと、隣の部屋に泊まっている人の携帯の話し声が全部聞こえるのです。ひえーっ。ということは、くしゃみとか、ひとりごととか、ぜーんぶ聞こえちゃうんですね。テレビの音も、もちろん。これで、どうやって寝ろっていうの? たまたま耳栓を忘れていたという悲劇があって、その夜中に、隣の女の子(ぜーんぶ分かるんだから)の携帯が3度くらい鳴って、その子が長話をはじめる。「おめーなー、ぜんぶ、聞かれてるぞ」と言ってあげたい。でも、眠いから、言えない。次の日の仕事は、死にそうでした。ここには、もう二度と泊まりたくない。客観的な証拠は、この投稿を見よ。

秋葉原ワシントンホテル新宿ワシントンホテル 有名なビジネスホテルチェーン店ワシントンホテルだが、このふたつは、隣の音がよく聞こえるよ。テレビの音、話し声、その他、聞こえまくります。上で書いたから、同じことは繰り返さないが、どうしてこういう環境のホテルが生き残っているのだろう。でもまあ、ここはビジネスマンが多いせいか、わりとみなさんシャワー浴びてすぐに寝ちゃうようで(こういうこともわかっちゃう)、結果的には静かだったりしますけど。じゃ、ワシントンホテルがぜんぶこうかっていうと、そういうわけではない。たとえば、福井ワシントンホテルとかは、新しいホテルで、設備もよいし、優秀なビジネスホテルではないのでしょうか。高知のワシントンホテルも、まあまあいい。やっぱ、個別性が高いんじゃないのでしょうか。大阪にできたワシントンプラザとかは、どうなんかなあ?

渋谷東武ホテル 渋谷東武ホテルといえば、渋谷公園どおりを上がって、パルコを過ぎたところにあるレンガ色のシティホテル。外から見たらいいかんじなのだが、泊まってみると・・・。シングルの部屋に泊まると、これまた隣の音が筒抜けなのだわ。なんせ、隣の人の携帯の音がしたときに、思わず自分の携帯をさがしちゃったくらいだから。ここって、脚本家の早坂さんという人が住んでいたホテルなんでしょう? どうしてたんだろう。それとも、特別室は壁が丈夫にできているのかな。少なくとも、シングルは、こういう調子ですよ。NHKで仕事があるときに、何も言わないと、このホテルを取ってくれる。NHKではじめて仕事する方、気を付けましょうね。

渋谷東武ホテル・その2 2000年元旦、NHKラジオの収録が終わった明け方、ふたたびこのホテルに泊まったのであった。避けたいとは思っていたが、この日は2000年問題のために寝泊まりする人のために、都内の各ホテルはどこも満員。全然とれなくって、NHKに頼んだら、やっぱりここだったのでした。夜中の11時頃にチェックイン。広めの部屋だったが、やっぱり隣の話し声が丸聞こえだぞ。ま、今回は、夜中に仕事で抜け出すんだからいいかと割り切る。仕事が終わって明け方に部屋に。隣に気遣って音を立てないように風呂に入って寝る。しかし、朝のお掃除の音で、強制的に目が覚めたのでした。だって、隣の部屋の掃除機の音が、超リアルに聞こえて来るんだもん。寝れないよー、これじゃ。

ホテルマロウドイン赤坂 2003年、ひさびさに、やってしまいました! 壁の薄いホテル!! 赤坂にある古いビジネスホテルなのだが、学会がすぐ隣であったので泊まってみた。そしたら、なんと、隣の部屋に客が帰ってきて、鍵をテーブルに置いて、小銭をじゃらじゃら出して、服をハンガーに掛ける音までくっきりと聞こえるではないか。こりゃ、渋谷東武ホテルレベルだわ。あー、困った困った。というわけで、仕方ないから、赤坂の華やかな街に出て、別のホテルのレストランでワインを飲みながら仕事の予習をぎりぎりまでして、夜遅く部屋に帰って耳栓をしっかりして寝たのでした。New!

ホテルグランヴィア大阪 大阪駅構内にある、JR系列のホテルだが、壁が薄いホテルのグランプリは、いまのところここかな、と思います。部屋にはいるまでの照明とかは、わりといい感じなのだが、入ってみると・・・・・。ここから先は、もう言わせないでください。

どっかのチサンホテル これはもう昔の話、20年以上も前の話なのだが、東京に受験か何かのために行ったときに、とにかく安いホテルを探して、予約したのだね。そのころは、東京の地理は全然分からなかったから、それがどこのチサンホテルだったのかは、覚えていない。とにかく、私が鍵をもらって部屋に入ってみると、なんと、「窓がない!」。窓のないホテルに泊まったのは、これが最初で最後の体験。マジでびっくりした。部屋が狭いのはいいんだけど、窓のない部屋で寝るというのは、なかなかすごいものがありますよ。消防法とか、よかったんだっけ? もちろん、全室に窓がないわけではなくて、私の泊まった部屋が、たまたまなかっただけだと思う。いま思い出しても、感慨深いです。もう一回、見てみたい。
 

*まだまだ続くよ*


ほんとはよく利用したホテル

お茶の水イン お茶の水の聖橋を北に渡ったところにある小さなビジネスホテル。耳栓をしながら、ここはよく利用しました。ビジネスマンやアジア諸国からのお客さんが多いホテルで、みんなすぐ寝ちゃうせいか、それほどうるさくはなかった。でも、隣のシャワーの音は聞こえるんだけどね。8000円台で泊まれる。仕事して寝るだけなら、ここで充分。チェックアウトも12時までだしね。ただ、朝10時を過ぎるとお掃除がうるさくなるけど。お掃除の人たち、元気いいんだから。早起きして、お茶の水の銀杏並木を歩くのも、いいものだよ。ほんとは上のカテゴリーにはいるのかもしれないけど(笑)、愛着があるので、入れません。でも、この愛着と、困ったを分けるものって、いったい何だろうね。


ユニークホテル編

学士会館本館 学士会館とは、旧帝大系の卒業者の同窓会みたいなものなのだが(やな同窓会だねー)、私がこれに入っているのは、研究会とかで学士会館の部屋を使うときに、世話人が会員じゃないと予約できないからなのだ。で、なんかのときに、宿泊施設もあるというので泊まってみた。場所は、神保町の古本屋街の交差点(岩波ホールがあるところ)を、南に下ったところ。煉瓦作りの古い建物で、明治時代からあるのか?と錯覚する(ほんとうはいつ建ったんだろう)。下から3階くらいが貸部屋で、研究会とかをやるのだが、なんと最上階が宿泊施設になっている。これが、すごい。鍵をもらって部屋にはいると、ト、トイレがない。部屋自体は落ち着いた感じでいいのだが・・・。と思いながら服を脱ごうとすると、ドアをとんとんとノックする音が。あわててボタンを留めてドアを開けると、お茶を運んできてくれるんだわ。なんか、感動。(うわさに聞く昔の連れ込みというのが、こうだったそうですね)。それで、お風呂はいつにしましょう、と聞かれる。「?」と思って、意味を尋ねると、なんとお風呂がひとつだけあるのだが、予約制で、ひとりずつ入ってもらうのだそうだ。(まるで温泉の露天風呂みたい)。そこで、明日の朝でもいいですかと聞けば、OKの答え。その晩、ゆっくり寝て、朝ご飯を食べてから、予約していたお風呂に入る。けっこうだだっぴろいお風呂は「いい湯だな」状態。朝からのんびりとひとりで湯船で泳いだのでした。東京のどまんなかで、朝風呂とは、考えもしなかったのだった。(もちろん夜は門限あり、注意)

山の上ホテル こちらは、さっきの交差点をお茶の水方向に上がったところにある老舗ホテル。むかしは小説家や文化人が缶詰になったとかの言い伝えのあるホテルです。ここのロビーは、文筆家と編集者が待ち合わせて打ち合わせをする場所としても有名。ここで待ち合わせると、右でも左でも「先生、このページは・・・」とか、やってるよ。こないだも待ち合わせてたら、なんと隣で中村雄二郎先生が編集者とうちあわせておった(中村先生、お元気ですか?)。そんなホテルに、部屋を取ってもらって宿泊してみた。ここもまた、部屋に入って、ベッドにごろんとなったとたん、ドアをこんこんとたたく音。そうです、お茶をもってきてくれたのです。うーん、今度は2度目だから驚かんが、これはひょっとしてお茶の水のホテルの伝統? 目の前にある明治大学のキャンパスを眺めながら、わりと快適な時間だった。まあ、そんなにすごいホテルとは思わないが、ここに川端康成も泊まったのか?とか思いながら寝てみるのも、またよし、ってところか。

東京ステーションホテル 東京駅の丸の内側の煉瓦造りの建物の中にあるホテル。一度泊まってみたいと思い、このたびようやく泊まりました。たしかに、駅ゼロ分。入り口がちょっと分かりにくいが、部屋は丸の内側の建物の2階と3階にある。窓からは、東京駅の丸の内側コンコースが見下ろせる。これはなんというか異国情緒。部屋それ自体は、古くて、狭くて、いまいち。それに、夜中に、おトイレを流すときの水の音がずっと聞こえる・・・。それに、夜と朝超早くから、駅の自動改札の音みたいなのが響いてくる。まあここは駅のなかやし・・。というわけで、一回泊まってみるのは面白いと思います、が、実用的だとは思わんなあ。東京駅直結はたしかに便利。だが、重い荷物を持って地上から八重洲口に抜けるのは至難の業。120円はらって、入場券を買って駅通り抜けをしてしまいました、私は。ところで、ここのボーイさんが荷物を運んでくれるときに「作家の方ですか?」と聞かれてしまった。とうとう東京でも顔バレなのか・・・。東京のホテルではたぶんこれが2回目。悪い目的でホテル使えなくなったなあ・・・(^^;)。


いちど泊まってみたいホテル編

名古屋ヒルトンホテル なんで「名古屋」やねん、と言われそうだが、だって、そうだもん(笑うな)。新宿にある東京ヒルトンは、なんかざわざわしている感じが好きになれなくて、泊まりたくない。ディズニーランドのヒルトンも、いまいちかな(でも、いつか行こう)。名古屋ヒルトンは、名古屋に行ったときに、何度か喫茶、レストランなどを利用したことがあるからなのだ。料理がとてもおいしかったし、従業員の感じもとてもよかった。いつか泊まりたいな。

パークハイアット東京 都庁の南にあるミーハーホテル。小室哲哉と華原朋美がよく泊まったとか、けんかしたとかで有名なホテル。アラーキーもここでヌード撮ってなかったか? 田中康夫がW嬢とPGしてるのも、ここだってさ。発情した金持ちのためのホテルと言ってよいでしょう。でも一泊六万円くらいするんでしょう? 無理だわ。でも、死ぬまでに一回は、中を見るだけでもいいから。そういえば、前に学会を抜け出して、若い者たちでこのホテルの最上階の喫茶室に行きましたねえ。ガラス張りで超おしゃれ。レストランも外国人ばっかで、ミーハー気分。

ホテルオークラ 諸事情により、赤坂・六本木のホテルはここを残してほぼ制覇。よく有名人が結婚式あげたり、外国のVIPが泊まったりするホテルです。ここ、一般人でも泊まれるの? でも、こうやってみると、ほんとに私の場合は他人のふんどしで泊まってますねえ。しみじみ。

ホテル阪急インターナショナル 大阪梅田の茶屋町にある高級ホテル。友人が宿泊して超よかったと言っている。あんまり強調するので、泊まってみたくなった。でも、いま大阪に住んでいるから、泊まる機会ないよねー。一回、喫茶に入ったことがあるが、店内の色使いとか、なかなかよかったという印象あり。誰か、泊まった人いませんか? 最近泊まった人から聞いたら、夜中に「オーディオ車」族が集結して、がんがんにスピーカーから低音を出してて寝れないと言ってた。私も、あの地域で、パラパラ女が路上でダンスしてるのを発見。環境悪化はいつまで続くのか。 隣室の声が聞こえたというタレコミあり!りんごさんによれば、やはり壁が薄いとのこと。見かけによらないですねー。

大阪帝国ホテル って、聞くと、帝国ホテルの大阪支店かと思うでしょう。ちがうんだよねー。それは帝国ホテル大阪です。それとは別に、心斎橋歓楽街にある超古びたホテル。まわりには老舗の飲食店に混じってラブホもちらほら。いつもここは外側から見るだけなのだが、中は、いったいどんなふうになっているんだろう。しかし、大阪帝国ホテルとは、よく名付けた! さすが、関西商売人。ちなみに、そのとなりには、「オータニ」というホテルもあります。そして、その先には「六本木」というラブホがあります。この3つを連続発見したときには顔がひきつりました。

都内なのに部屋数が三つくらいしかないホテル なんて、あるんかなー? あったら、泊まってみたい。で、どこでもドアみたいなのがついていて、原宿とか、恵比寿とかにすぐに出られるんだ。そいで、部屋でインターネットやりほうだい(これはいずれ実現しそう)。


投稿情報

AIH(ホテル名秘密) 都内大井町にある、税サービス込で5500円のすごいホテルを知ってますか?部屋は3畳くらいで病院のような固いベットに、公衆トイレのしきりのようなもので、仕切ったトイレがあります。テレビはついてるけれどとなりとの壁はなきがごとくなので、イヤホンをしなければならないほどです。で、暗い電球がひとつつら下がっていて明りはそこから取ります。床はタイル張りのままでアメリカン。トイレの消毒臭さが鼻につく。独房ってこんなかんじかしらと想像してしまうようなところです。風呂は共同で、風呂だけは健康ランドみたいになっていてけっこう良いのだけれどすごくたくさん人がいるし、常連よ私はみたいなかんじで我が物顔で風呂に入っている(ように見える)ので、東京なのに東京じゃないみたいでびびってしまう。18階建てくらいで、500室くらいはあって、タイか中国の内陸のビジネスホテルってこんなかんじかしら、なんて想像しちゃうようなところです。日やとい労働者みたいな人ばっかり泊まっているかといえばそんなこともなく、けっこう出張旅費を浮かせようとする新橋、神田に本社を構えてそうな人も多いし、なんか、IZAMみたいなかんじの人のおっかけとかするために静岡あたりから出てきてそうな人が多かった気がします。でも、日やとい労働者ってどんな人たちなのか、こざっぱりしているのか、女性でこういうホテルに住み込んでいる人っているのかとかぜんぜん知らないなー、よく考えると。こういうかんじのところは、東南アジアとか旅行したときは泊まったけど、それでああ、アジアだなーなんて思っていたけど、地球の歩き方をもとに泊まった安宿っつーのは、地元では、バックパッカーのための宿といわれていて、ふつうパッカー以外には泊まらないところもあるっていうし、パッカーの宿でなくとも星のついてないところとかひとつのところばっかり泊まっているわけだから、きっとこのAIHレベルに泊まって、ああ、アジアだなー、と思っていたんだろうと思う。ということは、日本でアジア気分を満喫できるなんて、お得だねー。(投稿情報:MTさん)

神奈川県相模大野の駅ビル内、ホテルセンチュリー相模大野 これは神田さんのにも取り上げられてましたが、明るくて清潔。トイレはウオシュレット。モデムのジャックもある。(ただ、フロントで専用ケーブルを貸してもらう必要あり。どう言う理由か、机に出ているジャックの配線をわざと変えてあって、それを変換するケーブルが必要です) 冷蔵庫も割と大きいのが置いてあるし、駅ビルの下にスーパーがあるので、長逗留でも快適に暮らせそうです。BSと有線放送が使えます。お値段は一般は9000円かな? 私の会社割引きで8000円です。(投稿情報:MNさん)

池袋サンシャインプリンス 名前は良さそうですが、泊ってみるとイマイチ。隣の声は聞こえるし、なんてったってツアー客のベースになっているようで、ロビーには外国人のグループが沢山。でも1番腹が立ったのはチェックインの待ち行列でいくつものラインがあって、後からきた人がさっさと空いている係りの人のところに行ってしまう事。それを見ているホテルの人達も何も注意しないのが問題でした。 こういうところは一列で順番がきちんと守られるべきでしょう。(投稿情報:MNさん)

新宿サンパークホテル みなさんは大久保の「新宿サンパークホテル」をご存知でしょうか? お正月にちょっと事情があってそこに泊まることになったのですが、とにかくびっくりしました。(ちなみに、ちゃんとしたビジネスホテルなので誤解のなきよう)部屋の雰囲気がとにかく「70年代」。もうすぐ21世紀なのだということを忘れそうなほど、全てが古いのです。オートロックはないし、TVとラジオは少なくとも10年前の型だし(しかもTVはリモコンなし+アンテナの角度を常に変えていないと画面がぶれる、もちろんBSなんてない)、お湯は変な金網の上に乗っけると自動的に加熱される方式(ちょっとでも角度がずれると加熱されない)部屋も絨毯もすべて薄暗い。・・・と、ここまで書いておいて何なのですが、実は私、そこをすごく気に入ってしまったんです。もちろん部屋はシングルにしては広いし(普通のビジネスホテルのツインくらいはあるかな?)、ベッドも枕もいい感じ、そのうえ一泊5800円くらいだったと思いますがリーズナブル、というようにメリットもありますが、何よりも、時間が止まったようなその部屋にいるとすごく落ち着くのです。原稿書きもはかどりました。向かいにファミリーマートがあるので食事その他はそこで調達できますし、「住んじゃおうかな」と思ったくらい。中途半端にキレイなホテルよりも、サンパークホテルはとっても印象深かったです(って、単に酔狂なだけなんじゃ?)(投稿情報:Maaさん)

MiTaさんからの投稿

*チョーおすすめ編*

ホテル西洋銀座
その名の通り銀座1丁目のあるホテルです。開業年は、全日空ホテルと同期。78室しかなく、その割には従業員が多くて、ゲスト1人にかかっている人件費は高いと思う。就職前に半年だけここの地下にある、アトーレというイタメシやさんでアルバイトをしていたことがあります。5年位前のことですが、その頃はおいしかった。この間、久しぶりに食事に行ったら、がっかりするくらいおいしくなくなっていた。この会社はセゾングループが母体となっているのですが、この不景気で、会社存続の危機にさらされているらしいです。その経費削減の波が、アトーレにもやってきているから、おいしくなくなっていたんだかは分かりませんが・・。お部屋は広いです。ツインで、50u、通常価格4万ぐらい。ここのスイートルームは確かそんなに高くなかったと思う。150uぐらいで、28万ぐらいだったような・・・。このスイートが、他のホテルよりすごいのは、デザインしたのがMr.デュマ エルメということ。誰もがご存知、エルメスのデザイナーです。ここのバーはメンバー制で、会員の人と宿泊してる人しか飲むことができません。名前は「G1」、銀座1丁目だから。

パークハイアット東京
理由なく大好き。ないって事はないです、ちゃんとあるんですけど、ありすぎてどれから伝えていいかわかんないです。一言で言えば、できないことがないホテル。これにつきますね。レストランだけの利用でも、宿泊利用でも、いつも感心させられます。いつか友達3人とレストランジランドールで食事に行ったとき、その中の一人が、「グラタン食べたいのよねェー」とわがままを言い出して、それをそのままダメモトでウエイターの人に聞いてみると、「中にどういうのが入っているのがいいですか?食べられないものはありますか?」って、2、3質問して、キッチンに聞きに行ってくれて、返事はOK。傍から見ると、イレギュラーなことに、あえて向かっていくってかんじでした。食事が終わって下げる時もタイミングよく入ってきて、「お味はどおでしたか?」と、いやみなく聞いていった。お部屋はこれまた広い。スタンダードでも、45uぐらいはあると思う。ウォークインクローゼットだし、お風呂は広いし、ベットルームも広い。景色も、50階から見下ろす新宿の夜景は、汚いところがちょうど見えなくなっていて、きれいでした。ちなみに、ここのルームキーは、ティファニーのキーホルダーについてます。ロゴは入っていないけど。

フォーシーズンズホテル
友達がここでバイトをしていたんですが、試験が面接も含めて5回もあったって言ってました。このホテルは泊まったことはないのですが、これまたいい空間を提供してくれています。友人と食事に行ったとき、事前にメニューの変更依頼をしていたこともあったのですが、デザートがシェフの手作りだったのです。このメインディッシュにはこのデザートが合うって、いうこだわりシェフみたいです。6月から、8月下旬まで、庭園で蛍を見ることができます。玄関入るとおっきいつぼに飾った花が目に付きます。ロビー内はその花の匂いでいっぱい。人も明るくサービスがよくって、ハード面も調っていて、このホテルのお部屋って、どんなのだろうって思わせる要素がいっぱいですね。

*まーまーホテル*
ウェスティンホテル東京
開業したその日に行ったのですが、注目されていただけにすごい人でしたね。その後もちょくちょく行っていますが、特に目立った感動はありませんね。生意気になったのでしょうか?上に書いたパークハイアットにも開業日に行きましたね。ホテルが軌道にのって、末永くやっていけるかそうかっていうのは、初日に分かるんだそうです。

*注目ホテル*
これから先、いつオープンするか分からない「リッツカールトンホテル」。知り合いがマリオットの日本支社にいた時に、都心に2000年にできるって言っていましたが、いろいろあるようでご存知の通りまだです。マリオットは、リッツカールトンの持ち株をすべて買ってしまったようで、いわゆる、グループホテルといったところでしょうか?去年の夏にドバイのリッツに泊まった時に、大ファンになってしまったのでした。大阪の評判はよく聞くのですが、電鉄系が運営するホテルはあんまり好きではありません。ぜひとも、東京でオープンすることを首を長くして待とうと思います。

AKさんからの投稿

最近よかったのは恵比寿のエクセレントホテル。恵比寿駅すぐ前で安心便利。1Fが薬屋でフロントは2F。従業員が親切で感じがいい。部屋は普通のビジネスホテルだが清潔。朝食はコンチネンタルブレックファストの他アラカルトあり。今時珍しいお給仕付でいただけます。味は普通で千円。 五反田駅前の東興ホテルもよいです。 部屋が狭くて驚きましたが清潔でシャワーキャップ以外のアメニティは完備。 こちらも従業員がていねいで良いです。1F横にコンビニがあり遅くかえっても安心便利。 嫌いなホテルは思い出したくもないので書きませんが、少し困ったホテルは品川プリンス新館。朝のバイキングがまずすぎます。あんなまずいパンはなかなかお目にかかれないと思います。その後改善されたのだろうか、と今も気になります。

りんごさんからの投稿

以下の情報は、姉妹サイト「りんごトラベル・ホテル情報」(りんごさんHP内)にもあります。

<その1>

「赤坂ニューオータニホテル」
赤坂って、坂なのね。地下鉄の駅からも坂を登っていくの。 たしか、荷物は自分で部屋まで運んだかしらん。 というのも、チェックインの前に、ホテルに荷物を預けて出かけたのですが、荷物は部屋に届いてなかったのです。 だから、部屋に入ってからフロントに取りに行ったの。 ちなみにフロントは2カ所。 お客さまは外人が多かったですね。 お部屋は、ツインで、フットマッサージがついていました。 入浴セットのアメニティーも充実で、寝心地もよかったです。 一夜明けて、朝食のフルーツチェック! はい、最上階のレストラン、メロンはオレンジ色、メロン色の果肉の2種類でとても美味でしたー。 ここのメロンが最高かも(^^)。 オムレツも注文で作ってくれるし、満足満足。 食後に、日本庭園を散歩。 久しぶりに鯉、鯉〜。 手をたたくを寄ってくる。 この鯉、一匹いくらするのかなっていつも思うの。 贅沢なホテルでした。

「渋谷エクセル東急」
フロントにつくと、5人くらいのホテルマンは全員電話中。 なので、チェックインするのに時間がかかった。 アロマフロアーに宿泊。 ネット中毒のりんごにとってラッキーなことに、インターネットお試し期間中。 プリウスがお部屋におかれていて、さっそく、起動。 森岡先生の掲示板にたどり着いたところで、なんとフリーズしていまう。。。 ウインドウズがわからないりんごは、即フロントに電話。 ホテルマンに、なおしてもらいましたん。 ほかには、MDプレーヤーと癒し系のCDがあって、「愛の挨拶」「星に願いを」「リベルタンゴ」が入っていたのでラッキー! 部屋着もあったし、アロマオイル、ハーブティなどアロマグッツも充実! でもでも、最上階のレストランでの朝食チェックでは、なんとフルーツがない! ドライフルーツのみ、え〜、どうして! お台場までの景色がとてもいいだけに残念。 あとは、同じ階の一室がフットエステのショップになっていたの。 ショップに来る人や子供の声がうるさいのが気になった。 フットエステ付きのプランだったけど行かなかったら、チェックアウトのときにフットエステで使っている癒し系のCDをもらいました。 りんごは、CDのほうがうれしかった。さっそく、職場で流していまーす。

「品川プリンスホテルエグゼクティブタワー」
学会場に隣接していたため選んだ。 値段は、学会設定より、直接ホテルに申し込んだ方が安いの。ねんでやねん。 このタワー、ボウリング場、映画館、ヤフーカフェ、おみやげや癒し系のショップも入っていて、きれいであきない。ここのヤフーカフェは、確か24時間営業。 さて、お部屋はというと、壁の液晶テレビは、いったいどこから見ればいいのか?位置が不自然。 弱点は、朝食は、新館や本館に移動しなくてはならないところ。 朝食のフルーツは、なんとバナナの山! これは、お初です、バナナの山。 それに、お昼のランチョンボックスにもバナナ。 品川には、バナナの木があるのか などと思いましたん。 だからお願い、タワーの最上階にレストランをつくって、メロンも作って!

「都ホテル東京」
どこに泊まるか、お出かけするのか迷っていたので、ネットで探して、初めてネットで予約したホテル。 目黒駅からシャトルバスが通っていて、リッチな気分。 改築されていない階だったけど、広いお部屋でしたん。 枕が、普通、そば殻、羽根と三種類ありました。 気になるのは、ベットの長さが短い? だって、りんごの足がベットから・・・。なーんちゃって。 さてさて、ここのホテルには、中華の朝食があったので、さっそく行くと、バイキング形式でした。 点心やお粥、揚げパン、ほかにパンやシリアルなどの主食、なんといっても、フルーツは充実。 メロン、スイカ、さくらんぼ・・・。フルーツ三昧しましたん。 ホテルマンは、黒服でちょっと忍者っぽい。 案内の女性は、着物をきていて、英語も堪能でした。 ここも国際的なホテルでしたー。

<その2>

・全日空ホテル大阪
なんといっても堂島のジュンク堂さん近く。梅田にも淀屋橋の駅にも近いのでよく利用している。でも、立地している北新地、昼と夜の顔が全然違っていて、あるとき、昼間チェックインして、夜帰ってきたら、ものすごいネオン街に驚いてしまってホテルになかなか辿り着けず、新地の街をさまよったことがありましたん(^^;。お部屋は年季が入っているけど、朝食の洋食バイキングには毎回季節のフルーツがならび、和食は落ち着いた雰囲気で、どちらも美味しい。

・神戸ベイシェラトンホテル&タワーズ
ネットで予約!到着時刻の変更で電話をすると、とても丁寧な対応!大阪からのアクセスにも詳しく答えくれたけど、使えると教えてくれた「するっと関西」は、神戸のモノレールは使えませんでしたー。リアルに会うスタッフは、不親切。例えば、ホテル発関空行きのリムジンバスを予約してあるのに、予約の有無を何度も聞くし、チェックアウトは手際悪すぎ。バス乗り場の場所の説明が、さっぱりわからなかった。コピーが1枚50円だし(向かいのコンビニで10円やったけど)なんか、サービスという点では最低。お部屋もテレビの位置が高すぎ、コンセントの位置がりんご好みではない。朝食は、前菜ものが豊富だったような。ほんと、きれいだけど、がっかりでした。

・セルリアンタワー東急ホテル
渋谷駅から歩く。建物は見えるけど、なかなか着かない。とても広くてきれいなお部屋。テレビから、インターネットができる。でも、リモコンから入力するのは、めどくさい。備品のバスジェルを入れてお湯を注ぐと、あわあわお風呂。うふふっ。お風呂場にもテレビの音が響く。眺めは、新宿側に渋谷エクセル東急ホテルを見据える感じ。さて、朝食のフルーツは、メロンは三種類。見た目は美味しそうだったけど、食べてみると、美味しくない。ちゃんと味見してよー。

・リーガロイヤルホテル
ネットで予約。大阪駅の北口から、シャトルバスで10分くらいの場所。大阪国際会議場に隣接。とある情報掲示板の情報によると、壁が薄くて、となりの部屋などからも騒音があるらしい。夜になってわかった、なるほど、ほんとに、となりの部屋のノックの音、話し声が聞こえる。壁薄すぎ!不眠の夜を明かし、朝食後、お部屋に戻ると、なんとお掃除のおばさんがお部屋の中に。これには、目が点になりましたん。だって、届けられた朝刊はドアのところにそのままだし、「掃除して下さい」のメッセージも出してないのに。どうして、部屋の中に入っているの? おまけに、英語で話しかけられる。こんなん初めてや。フロントに訴えたところ、新館のツインに変えてくれた。素早い対応だったけど、謝ればいいという問題ではないような。また、再度繰り返されるようなイヤな予感。細かいことを言えば、大阪のバスの路線図を見せて欲しかったのに、シャトルバスが梅田と淀屋橋方面に出てるから、そこから地下鉄に乗り換えろとそればかり。お客のニーズに応えようとしない。まっ、思いがけず、二種類のお部屋に泊まれることになったが、新館は、広くてバスローブもあり、リッチな気分、でも壁は薄い。壁が薄いのだから、お客にも、廊下で大声をだしたり、むやみにノックしないように徹底して欲しいものだ。洋食バイキングは、オムレツをその場で作ってくれたり、パンも美味しい。フルーツもまあまあ。和食は美味。ビジネスセンターからネット可能。受付でお部屋番号を確認。とにかく、外人さんばかり、ここでも英語で話しかけられるりんごであった。ピントのずれたサービスが改善されれば、食事が美味しいからまた泊まってみたいけど、勇気がいる。 教訓:「DO NOT DISTURB」や「起こさないで下さい」という意志表示は必ずしよう。意思表示をしないと、お部屋のお掃除をしてもよいと受け取られてしまうことがあるようです。

・渋谷エクセルホテル東急(2)
ヒーリングフロアーに宿泊。禁煙フロアではないが煙草のけむりは気にならなかった。今回は、森岡せんせのホテルページでのアドバイスに従い恵比寿側をリクエストした。ほんと、ひろめのツインのお部屋。浴衣じゃなくて洋風なのが、いつもながらうれしい。そして、はじめてのフットエステ体験。音楽、香り、身も心も癒される感じ。水槽にメダカさんがいましたん。このフロアーには男性客も泊まっていたし、音楽、アロマ、マッサージのエステにも予約にきていて、ちょっとびっくり。でもまた泊まろうと思う。

・ホテルモルシャン
ネットで予約。松本駅から徒歩5分。実は昨年も泊まった。お安いし、お部屋もきれいだし、朝食は軽いけど、パン、ミルク、ハム、卵などひとつひとつが美味しいの。そうそう、電話帳で本屋さんを探していたら、ホテルマンがそばによってきて、本屋さんを何カ所か教えてくれたの。即答でしたよ。松本の人たちは、とても親切です。

・東京ドームホテル
ネットで予約。JR水道橋駅から歩いてすぐ。広いロビー、でも煙草のけむりが気になる。チェックイン前に、お昼のバイキング。前菜いろいろ、スープ、サラダ、お魚、お肉料理、カレー、パエリアなどなど、デザートも、もちろんメロン、ぶどうなど果物、そして、プチシュー、プリン、ケーキと多彩。お味も美味で、ボリュームありました。満足、満足。お部屋は、パステル系でやわらかい色調。ハンガー、コップ、氷入れ、歯ブラシもパステル系でかわいい。洗面所が独立していて、ひろい。あたたかい印象で、とてもリラックスできました。ホテルマンたちの対応も、とてもよろしい。ホテル近くの地図も用意してあったし、そうそう、雨が降ったので傘を借りました。朝は和食にしてみたけど、うーん、洋食の方がよかったかもー。

・ホテル日航東京
ゆりかもめに乗って、ここには泊まらなかったけど、ランチしました。ベトナム料理〜♪ おなじみの生春巻きやフォーなど、美味しい。もちろんメロンもあって、満足満足。ビジネスルームでネット可能でしたん。お台場はロケーションもいいし、こころのお洗濯ができました。お部屋は、全室バルコニー付きらしく、一度泊まってみたい。

・広島インテリジェントホテルアネックス
飛行機とパックで予約。JR広島駅から歩いて15分くらい。外国のアパートメント風。壁、机、イスはレトロな感じ。お風呂はとっても小さい。たまたま広めのお部屋に宿泊。朝食は1000円の和洋食バイキング。ジュースは濃厚だったし、なんとメロンもあったのー。美味しかった。うれしい。2泊したので、朝食も2回食べたけど、微妙にお魚などのメニューが違うものがありました。値段のわりには、お得なホテルでした。広島は、路面電車、バスも充実して、よる遅くまでやっているお店も多かったです。ネットは、ふらっと見つけた袋町にある市民交流センターで可能。よる10時までゆっくりネットサーフィンできたの(^^)。地元の人は、親切な人が多くて、さすが平和都市!

・ホテルエドモント
ネットからは満室でJTBから予約。飯田橋。早朝からこのホテルで用事があったので宿泊した。いやー、となりのお部屋のラジオが超うるさくて夜中フロントに苦情の電話を入れた。数分後、となりの部屋でベル音が聞こえるくらい壁が薄かった。その後、音は静かになったが、寝ていたら、背後から何かが近づく気配を感じ、そして金縛りにあってしまった。こわいー。フロントにクレームを言うって、かなりの勇気がいるのでした。お部屋をかえるにも満室だし2泊目もぐっと我慢。でも、恵比寿で、千疋屋さんでフルーツに満たされ、有隣堂さんで森岡本を見て、新星堂さんでCDを買ったり、思いっきり気分転換したから大丈夫でしたよ。りんごにとって、フルーツと森岡本とここちよい音楽はかかせないのだ。来年開業する新館に期待したい。

・ウェスティンホテル大阪
ネットで予約。JR大阪駅の北口から、シャトルバスで10分。女性ドライバーもいました。新梅田シティのおとなり。ロビーは狭いが、12月ということもあって、クリスマスのイルミネーションや飾りがきれい。禁煙ルームが満室だったけど、気になる臭いもなく、絨毯がふかふか、パステル調の室内。クローゼットのとびらが鏡になっている。広めの机。洗面所は独立していて、お風呂場にテレビの音が流れ、別に透明な壁で仕切られたシャワー室があった。ベッドの掛け物は、大きさも重さも心地よい。お部屋の割にテレビが小さく、ベッドに横になると見えない。朝食はバイキングのみ。フルーツジュースが豊富。りんご、オレンジ、ぶどう、グアバ、パイナップルなど。オレンジ色も果肉のメロン、美味しいのと、そうじゃないのがあり、常に美味しいメロンを供給するのは難しいものだと思った。見極めて食べなきゃね。パン、ハム、チーズが美味しかった。サラダ、ディッシュは、2日間ほとんど同じメニューでつまんなかった。和食のご飯、おかゆ、お味噌汁、おかずもありました。中庭には、池?、でもお魚はいなかった。樹々の緑もあり、鳥たちのオアシスになっているようだった。ところが、ここでも問題発生!またまたとなりの部屋のしゃべり声とか、頻回に出入りするとびらの音が気になって、熟睡できなかった。ので、翌朝、フロントに苦情を言ったら、マネージャーという人が奥から出てきて、対応してくれた。夕方には、角部屋で静かな部屋が用意され、そのマネージャーがお部屋まで案内。うるさいときは遠慮なくフロントに連絡して下さいと。おかげさまで、2日目の夜は、ぐっすり休むことができてよかった。それにしても、苦情に対して、安易にグレードを上げるのではなく、同じ規格の中で、お客が満足できる部屋を選び、実際満足を産んだウェスティンホテルには、また泊まろうという思いが沸いてきた。ここで、リーガロイヤルとの対応の違いをまざまざと感じたのでした。エグゼクティブフロアーにあるビジネスセンターからネット可能、30分500円。 教訓:あらかじめ、禁煙ルーム、そして、静かに休めるお部屋とリクエストしよう。 来年、すでに予約していたり、泊まってみたいホテルもあるので、まだまだ続くよ! 森岡せんせ、文字数の関係で、連続投稿になってしまいました、すみません。

・神戸メリケンパークオリエンタルホテル
航空券とのパック、デラックスのランク。三宮駅前からのシャトルバスは、停留所付近に表示がない。どこで待ってればいいのー! 梅田駅前のウェスティンホテル、リーガロイヤルのシャトルバス停留所はちゃーんと表示されているのにね。チェックインのとき、ふとホテルマンの制服をみると、袖口がすり切れてて、ちょっと貧乏くさい。案内された部屋は狭くて北向き、六甲おろしが吹き、バルコニーに出入りをするための背丈以上もあるサッシが、寒さを足元から運び、部屋が冷える。エアコンは27度までしか設定できず、体感温度はもっと低く感じられた。天井近くは、暖かい空気なのに。南向きの部屋は値段が違うらしく(不動産の物件みたい)、追加料金を払えば、かえてもらえるらしい。でもね、いままで泊まったホテルには常備されていた、予備の毛布もないし、おまけに、お風呂にお湯をはって寝たのに、乾燥がひどく、のどががらがらになり、風邪をひいてしまった。となりのしゃべり声とかは聞こえなかったからよかったけど、強風が吹き荒れサッシから漏れる音、港の船のエンジンの音がうるさかった。温かい空気は浴室へ集まり、建物自体が防音や防寒対策が十分ではないという印象だった。よかったところは、アメニティグッツにコットンがあったこと。朝食は、和洋食のバイキング。メニューは日々あまりかわらないみたい。オムレツ、パンケーキ、フレンチトーストをその場で作ってくれる。フルーツはあまり充実してないが、アイスクリーム、ゼリーもあり、本物の杏仁豆腐は美味しかった。そういえば、外国人には遭遇しなかった。。デラックスだったから選んだのに、まっ、ホテルグランヴィア大阪も同じランクだから、このプランを企画した人のデラックスの基準がわかりません。これは、あくまでりんごの体験に基づく感想です。それにしても、このあと、すっかり体調を崩してしまった。 教訓:港のホテル、バルコニー付きには、ご用心! 冬は足元が冷えないように靴下を準備しよう!乾燥予防にマスクをして寝よう!

<その3>New!

・ロイトン札幌
札幌駅から地下鉄乗り継いで西11丁目で下車、徒歩。歩道も雪道じゃ。こけないようにしなきゃ。エレベーターに一番近い部屋だったので、「うるさいときは、フロントに言いますからね」っと案内してくれたホテルマンに言う。加湿器を借りたが、湿度40〜50%よりは湿らなかった。けっこう乾燥してるね。幸い、他のお客が静かだったし、窓も厚く、ふかふか暖かい掛け物でぐっすり眠れたし、部屋の中は快適な空間だった。でも、エレベーターの上がり下りの空気の音がちょっと気になったかな。朝食は和洋食のバイキング。オムレツを作ってもらった。シェフは常駐してないから、タイミングを見計らって頼まないとね。ヨーグルトのソースにりんごとハスカップもあった。スタッフの動き、たとえば、ご飯をよそうとか、空いた食器は速やかに片づけるなどの動作が慣れてない様子だった。

・ザ・ハミルトン札幌
このホテルに辿り着くのに、吹雪の中、4カ所で場所を訊いた。ついた時は雪まみれ。もしかして、旅行会社の地図がわかりにくいのかも。何故か、ベットが、ところ狭しと3つある。ベットが1つだったら、けっこう広い部屋。タオルも3組あったから、雪で濡れた服やバックもタオルで拭けてたちょうど良かった。ここでも、加湿器をかりる。霧が見えないので、こわれてるのかと思ったけど、タンクの水がなくなってたから、こわれてなかったのかな。空調は温度設定できない、「弱」で暑いくらいだった。歯ブラシ以外のアメニティは、フロント近くに一括。朝食は950円のバイキング。白いご飯、パンの他に、五目ご飯、あさりのみそ汁、塩から、ふきの煮物、おでん、あさりの酒蒸し?、ジャガイモとベーコン、たまご、北海道の牛乳、グレープフルーツなどなど、美味しくて北海道らしいし、かなりお得かも。

・札幌全日空ホテル
地下鉄札幌駅から向かう。ホームや出口にホテルへの表示は皆無。いったいどこの出口から地上へ行けばいいのか、全然わからない。こぢんまりした部屋、パステル系の色調でいいなあと思ったけど、よく見ると、壁も床もシミだらけ。禁煙ルームってことだけど、「ベットの上でのお煙草はやめましょう」なーんて札がベットにあるのは、どういうことなのか。ここでも、加湿器をかりるが、音がうるさいから寝るときに消しちゃった。空調の音も大きい。バス・トイレは、やや広めだけど、照明が暗い。固形石けんなし。朝食は、バイキングと和定食の2カ所。バイキングでは、入り口に行列になってる。でも、中は空席があるから、店員さんがお客の誘導をさばききれてないという感じ。フルーツは少ない。スヌーピーのショップがあった。 *札幌の教訓:雪祭り時期、ホテルの値段が高騰に要注意。たくさんの人がくるからサービス低下気味かも。

・ホテルニューオータニ大阪
大阪城公園に隣接する大阪ビジネスパーク(OBP)に立地。となりに、いずみホール。JR環状線、東西線、地下鉄長堀鶴見緑地線、京阪線などがひしめいているため、梅田、難波に行くにも便利である。しかし、正面玄関以外の門は23時に閉まってしまうため、環状線大阪城公園駅以外の駅を使用する場合、遠回りしければいけないよ。ホテルには関係ないけど、地下鉄長堀鶴見緑地線の大阪ビジネスパーク駅からホテルに向かったとき、地下から地上へのエスカレーターの屋根が途中でなくなるので、手すりが濡れてて、エスカレーターの途中で傘をさした。雨の日要注意!ホテルに到着して、肩が凝ってたので、マンハッタンマッサージというのを受けた。マッサージって初めてだけど、痛くて、リラックスできなかった。残念。朝、となり部屋の目覚ましの音で目がさめた。ううーっ。なかなか起きないらしくずっとなっている。そして、こんどは蛇口の音が響く。人の声はしないけど、壁薄いかも。朝食は、洋食と和食。洋食はバイキングを選べる。オムレツを作ってくれる。シンガポール風の焼きそばがとても不思議だった。フルーツは、メロンは美味しさに欠く、昨年同じ時期に食べた赤坂のニューオータニのメロンはとってもおいしかったのに。。。パンの生地は軽い。洋食を2回食べたが、同じ内容でつまんなかった。でも和食よりは洋食のほうが食べ応えあったよ。ここで、新しい技を発見。フルーツジュースを数種混ぜてミックスジュースにしているおねえさんがいた。そして、左手にはお皿が2枚。おみごと!朝食後、エレベーターを待っていたら、よそのおじさんに「クリニック、どこですか?」と聞かれる。おいおい、りんごが看護婦さんか、ホテルの人に見えたのだろうか?ボーイさんに声をかけたら、外人のボーイさんだった。たどたどしい日本語で答えてくれた。ここの案内は、アクセスマップも充実していて、大阪市バスの時刻もちゃんと調べてくれた(^^)。

 


リンク

神田将さんのホテル喜怒哀楽 ここはすごいよ! ピアニストの神田さんがいままで泊まった高級ホテルのレポート。この人、毎週のようにホテルに泊まっている。それだけではなくて、とにかく徹底した吟味を、異様なほどにしている。高級ホテルの実態と裏側が丸見え。しかし・・・、いやー、コメント不可能ですねえ、このHPは。とにかくみなさん、見てください。ホテルオークラの項が圧巻か。おもしろいのは、この人もやはりサービスでは帝国ホテル、フォーシーズンズが最高だと言っている。ニューオータニ、全日空ホテルの評価が低めなのも、あるいはシーフォートの評価が高めなのも、うなづける。パークハイアットとオークラは、もう泊まらなくてもいいような気がしてきた。名古屋ヒルトンがよいと言われれば、やっぱり泊まりたくなるなあ。うん、最上階のレストランの音楽はいいんだよねえ。しかし、神田さんって、一流ホテルのレストランでは一回10万円ははらうとか、いままで食事だけで何千万円もかけてきたとか、私とは別世界の方なんですね。だが、グラスワインが1000円というのは高いとか、値段に細かいのがおもしろい。帝国ホテルには髪の毛ひとつ落ちていないとか、フォーシーズンズの部屋の高さが2メートル65センチあるとか、この方、ほんとうにはいつくばって髪の毛調べたり、メジャーで測ったりしてるんでしょうね。すごいです。(情報提供:ちるちるさん)

ぴょんちゃんさんのマイ・ステイ・ダイアリー 神田さんのホテルページに匹敵する情報量。とても参考になります。

りんごさんのりんごトラベル・ホテル情報 おなじみのりんごさんです。

旅の窓口・東京編 こんなサイトを発見しました。ホテル情報のところに、そこに泊まった人からの投稿が掲載されている。画期的。だが、非難中傷は削除するってわけで、渋谷東武ホテルの投稿を見てもわかるように、ほんとうの情報が伝えられるとは限らない。ただし上にも書いたが、品川プリンスホテル本館に関しては複数の人が壁の薄さを指摘して寝れないと言っている。でも、品川プリンス本館が快適だったという人もいるし(たぶん新館とまちがえているんだろう)、渋谷東武にまた泊まりたいという人もいるらしいので、ほんとうに宿泊体験って一般化できないんですね。ホテルによっては、投稿にいちいちレスをつけているところもある。

宿泊の王様 いまやホテル予約もネットでする時代となりました。このサイトでは、ホテルに直接予約するよりもずいぶんお得なプランを提供してます。定期的にチェックしてたら、いいのに出会えるかも。私も利用させてもらいました。

一休.com 高級ホテルを、安く泊まれるプランのみを紹介している。これは、いいかもしれないね。


思ったこと

神田さんのHPを拝見して、思ったこと。神田さんは、ホテルがいかに自分を楽しませてくれるか、よい気分、リラックスした気分にさせてくれるかということを重視している。そのために、ホテルのサービスに超敏感になっておられます。この点、感動ものです。私の友人にも、そういう方がいて、ホテルの人とのやりとりや、気の配り方に価値を置くわけです。私もそういうのは分かるし、たまたま高級ホテルとされるところに泊まったときには、そういうものを期待したり、実際にいい気分になったりもします。レストランとか、とくに、そういう面は大きいよね。だが、私にとっていちばん理想的なのは、実は、私をほおっておいてくれるホテルなのです。チェックインしたら、あとは完全に自由にしてくれる。荷物も全部自分で部屋まで持って行くし、部屋の鍵もいちいち預けなくてもよいカードキーになっている。部屋に従業員がサービスに入ってくることもない。いったん部屋を出ると、私が客なのか、そうでないのかが、分からなくなる。そういうふうになっているホテルが、私にとっては最高なわけです。ところが、こういう条件を満たしているホテルこそが、「困った」によく登場するビジネスホテルなわけですよ。いわゆる高級ホテルは、チェックインしたら荷物運んでくれるし、こっちを客として覚えてくれたりする。だから、その意味で、自由にさせてくれないわけですね。部屋の作りがちゃんとしていて寝心地がいいにもかかわらず、客をほおっておいてくれるホテルというのが、なかなかない。無い物ねだりかもしれないが、この境界線が、私の探求ポイントなわけです。みなさん、こういうホテルあったら、教えてください。


*みなさんのホテル体験談をお寄せください。ここに掲載・リンクします。ほんとうの情報を交換しましょう。