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作成:森岡正博
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著書
養老孟司×森岡正博『対論 脳と生命』ちくま学芸文庫 900円+税
2003年2月13日発売 bk1で注文する
1995年、あのオウム真理教事件が勃発した直後に、刊行されたのがこの原本『生命・科学・未来』だった。あれから8年。長らく絶版だったこの本が、文庫となって再刊される。現代社会の閉塞感は、あのときよりも高まっている。クローン人間など、科学がかかえる問題も、いっそう複雑怪奇になってきた。むしろ、2003年に読んだほうが、読み応えがあるとさえ言える。
いまから読み返してみると、やはり、オウム事件を生んだあの時期の影響を、二人とも受けまくっている。オウム以前であるのに、「神秘体験」や「空中浮揚」などが、ぽんぽん飛び出している。この対論の後半部分は、ほとんど、「無痛文明論」の内容になっている。都市の中に囲い込まれて、快楽をあてがわれた人間たちは、どうなっていくのか。東大をやめる直前の対論だけに、養老さんのテンションも異様に高かったと思う。
ぜひ、書店で手にとって内容をお確かめください。
初刷りは、8000部だそうです。学芸文庫としては、かなり強気の部数でございます(だいじょうぶなのかな・・・)。
書評リスト
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冬の遁れるところ (ネット)2003年2月15日日記