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作成:森岡正博 
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世界情勢関連シンポ

 

「今、アフガニスタンは ― 中村哲医師現地報告会」

主催:飢餓と戦火のアフガニスタン 中村哲医師東京講演会実行委員会


日時:5月18日(土)午後6時開場 6時半開演 8時半終了予定
会場:千代田区公会堂(椅子席800名)
   千代田区九段南1-6-17(地下鉄九段下下車)03-3261-1772

参加費:1,000円
申し込み方法:事前申し込み制(先着順)
  電話受け付け 月-金10:00-18:00(申し込み人数3人まで)

締め切り:4月30日(先着順にて定員になり次第締め切り)

整理券発送:申し込み登録された方には整理券(ハガキ)を送ります。
      報告会当日は必ず整理券をご持参下さい。登録済みの方で
      5月8日までに整理券が届かないときはご連絡下さい。

申し込み先:〒136-0071東京都江東区亀戸7-10-1 Zビル5F
       中村哲医師東京講演会実行委員会
       TEL:03-3683-9765 東京労働安全センター
       TEL:03-3636-2371 労働者住民医療機関連絡会議

 


スコット・リッター講演会

1991年から98年まで7年間、イラクの査察現場でもっとも有能な米国人主
任査察官として活躍したのがリッター氏。「イラクの歴史と政治と潜在兵力につ
いて世界一くわしい人物の一人」といわれ、昨年来、NHKのBSワールド・ド
キュメンタリー・スペシャルやTBS報道特集など、イラク関係の番組にはかな
らず登場しています。

大量破壊兵器そのものだけでなく、製造設備や輸送システムのすべてをつきとめ
て廃棄する仕事に専心したリッター氏ですが、98年にはUNSCOMに対する
アメリカ政府の介入が目にあまるとして抗議のため辞任。イラクとUNSCOM
はその後、アメリカのスパイ疑惑をめぐって決裂し、査察の中断とともに、米英
軍の大規模空爆「砂漠の狐作戦」へとエスカレートしていきました。

それ以来、リッター氏はみずからの体験とデータにもとづいて、現在のイラクに
国際社会を脅かすような大量破壊兵器があるという主張の無理を指摘し、根拠も
なくイラク攻撃へと突き進むアメリカ政府を厳しく批判しつづけています。

リッター氏はCIA職員として旧ソ連の軍縮査察に携わったのち、海兵隊情報将
校として湾岸戦争に従軍。2000年大統領選ではブッシュを支持した生粋の共
和党員ですが、現在はブッシュ政権のイラク進攻計画を確かなデータにもとづい
て牽制する一番手ごわい論客に数えられるでしょう。

今回の来日は、イラク情勢と過去の査察実態を十分理解しないまま対米追従に甘
んじる日本の政府と世論に正しい情報を提供できればと、市民グループの招きに
応えたものです。来日中にはテレビ出演・シンポジウム出席など多数予定してい
ます。

ブッシュ政権には振り上げた拳の下ろしどころを探る動きもうかがえ、戦争回避
の可能性が見え隠れしています。この時期のリッター氏来日は、日本の方針決定
に大きな影響を与える可能性を秘めています。

[日程(予定)]
2月3日(月)成田着
  4日(火)10:30〜記者会見 11:30〜院内集会(いずれも参議院議員会
       館)、(テレビ出演)
  5日(水)共同記者会見@外国人記者クラブ(午後、時間未定)、(テレ
       ビ出演)
  6日(木)18:00〜 講演とシンポジウム
       東大駒場キャンパス13号館1313教室(無料、逐次通訳あり、カン
       パあり)
       【主催:東大駒場教官有志・共催:スコット・リッター招聘実行
       委員会】
7日(金)離日

本件に関するお問い合わせ:

[スコット・リッター招聘実行委員会]
ritter@...
共同世話人: 池田香代子(翻訳家)、今村和宏(大学教員)
コーディネーター: 室田元美、伊藤美好、星川淳(作家・翻訳家)
[後援]100人村基金
[参考]『イラク戦争・ブッシュ政権が隠したい事実』
     W・R・ピット+S・リッター(合同出版)